2011年8月16日の日記


 昨日(8月15日)は終戦記念日だった。罪とは何か。罰とは何か。考えさせられる一日であったように思う。

 誰だって攻撃をされれば、その攻撃をした人を憎むだろう。それはごくごく普通のことだ。相手の事情など関係ない。ただ右の頬を殴られたなら相手の右の頬を殴り返したいと思う。それは人間の本能だ。

 無論攻撃されても人を憎まずに、むしろ殴りつけた人を愛するということができる人もいる。それは人間のすばらしさ、人間の可能性であるが、多数派ではないことだけはたしかだ。

 どんなことをされても、それを誰にも発散せずに、自分の中に溜め込んで消化できてしまう・・・そんな井戸のような人間はとても少ない。井戸のような人間が増えればいいという話でもない。

 井戸のような人間は殴りつけても反発しないが、逆に愛しても何も返してくれないのである。


 さて、私は何が言いたいのだろう。まあ、何かは言いたいのだろう。

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