2014年5月11日の日記


 今日は休日。しかし読書や小説書きは休まない。

 丸山真男の政治思想史を読む。日本の思想史における荻生徂徠の位置づけについて考える。徂徠は元禄時代に活躍した儒家。マキャベリやベンサムのようなことを言う。徂徠といえば思い出すのは陸奥宗光である。

 丸山真男と小林秀雄の対比について興味が出てきた。

 昼にはちょっと小説を書く。しかし当然のごとく完結させることができなかった。

 午後はランニングに行く。3キロほど走って、帰りは歩いてくる。河原の植え込みのツツジだかサツキだかの花が満開だった。もちろん走っている時にはその花がそういう名前なのだということは知らなかった。かえってきてから調べたのだ。

 歩いている途中に、色々なことについて考えた。江戸時代における朱子学の存在感。それが明治時代の思想に与えた影響。あるいは仏教、道教が朱子学に与えた影響。易姓革命をなぜ孟子が唱えたのかということについて、絶対について、デカルトについて、カントの不可知論について、ヘーゲルの労働、マルクスの思想について…

 夜はカツを食べる。腹いっぱい食べて、風呂に入って、そして今に至るというわけである。

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