2013年4月21日の日記


 今日は1日中日本の歴史室町中期編を読んでいた。

当時の守護と国人、それから幕府の力関係、

情勢に多大な影響を与えていた一揆勢力の存在感、

国人勢力と旧勢力との間のパワーバランスの兼ね合いから

生まれてきた惣村の歴史的意味あいなどについて

よく理解することができた。あと少しで読み終わりそうである。

しかしこうして室町中期のことについて勉強してみると

戦国時代は確かに応仁の乱以前の室町時代と地続きなのだという

ことがよくわかる。三管領家の中から細川家が台頭していく

様子、没落した赤松家にかわる存在として再び

力を増し始めはしたもののまだまだその権力基盤が

不確かな山名家の様子、応仁の乱が基本的には

この両家の争いという形で進められていった様子、

応仁の乱以後幕府の影響力が及ぶ場所は

幕府権力と合体しかかっていた細川家と、細川方に

再びついた赤松家が所有する土地までにしか

及んでいなかったということ、

対朝鮮および明貿易については瀬戸内海

にのぞむ土地を押さえている勢力、すなわち

細川家と山口の大内家などが取り仕切っていて、

両者はその権益をあらそいあう関係にあったこと、

大内家が応仁の乱の時山名方について重要戦力として

細川家と争ったのにはそういう意味もあったということ、

などなど、面白い知識をたくさん仕入れることができた。

よかった。


昼はピザを食べ、夜はスパゲティを食べた。なかなかいい日曜日

だった。夕方people in the boxのアルバムを聴きながら

立ち読みにでかけた。6人の天才と呼ばれている人々、

チョムスキーなど、にインタビューした本とか、元素図鑑などを

読んだ。タンタルとかいう元素はタンタルスというギリシャ神話の

神の名前をもとにして名づけられたのだという。タンタルスは

まわりに水があるのにもかかわらずそれを飲むことができない

渇きの責めを受けているのだという。何をしたらそんな

拷問を受けるハメになるのだろうか?

 帰りにくじを換金してもらおうと思ったけれど

立ち読みに熱中していてしまったのか、すでに

売り場はしまっていた。現金化はまた明日までおあずけということに

なってしまった。

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