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夢日記


 夢を見た。不思議な夢。


 僕は巨大な駅の構内、あるいはデパートの1階に立っている。以前訪れたことがあるような気がする場所。そこの1階にはたくさんのパソコンが置かれている。


 僕は中学校時代の生徒会長を付き合っている。彼女はある時期、辛い境遇に追い込まれていた。そんな彼女を僕が救い出してあげた。その結果僕たちは付き合うことになったのだ。


 付き合うようになってから、彼女は僕を次々と友人に紹介していった。背が高く、華やかな洋服で身を飾った女性たち。彼女たちはみすぼらしい格好の僕を見て鼻で笑う。僕は恥ずかしくてその場から消えてしまいたかったのだけれど、彼女が僕の手を握っていて離さない。彼女は全然気にしていないようである。

 彼女はある時期、テロリストのようなことをしていた。

 ネットにかじりついて、標的を見つけてはその人のプライバシーを暴いて人生をめちゃめちゃにする、そんなことをしていた。何のためにそんなことをしていたのかということはよくわからない。ただ、彼女には相棒がいた。ひどく太った醜い男。彼女はその男とチームを組んで、次々と他人の人生をめちゃくちゃにしていった。


 僕はどうやら彼女をさとし、そんなことをするのをやめさせたようだった。彼女はそれゆえ僕に感謝していたようだった。夢だから当然詳しいことはわからない。しかし状況を分析してみると、どうやらそういうことらしかった。

 僕はその日ノートパソコンを持ってくるように彼女に言われていた。彼女は僕のパソコンと、近くにあったパソコンとを繋いでなにやら作業を始めた。彼女が何をしているのか僕にはわからなかった。やがて彼女は線をはずしてパソコンを僕に返した。僕はパソコンをいじってみたが、どうも動作がおかしい。どういうことかと彼女に聞こうと思って顔を上げたが彼女は近くにいなかった。辺りを探し回ってようやく彼女を見つけた。彼女は昔の彼女のパートナーだった太った醜い男と一緒にいた。彼女はニヤニヤ笑っていた。僕は嫌な予感がして、パソコンをもう1度操作してみた。そして、パソコンがウイルスに感染したのだということにようやく気づいた。彼女はにやにやと笑ったまま、男とどこかへ去っていった。間もなく、あちこちで人々が悲鳴をあげた。彼らの持っているノートパソコンや携帯などの電子機器がどうやら誤作動を始めたらしい。あちこちで騒動が起こっていた。僕もなんとかパソコンを修復しようと努力したけれど、次々と立ち現れてくるグロ画像がそれを邪魔をする…。僕は泣きながらパソコンをなんとか正常に戻そうと努力をする…

 そこで目が覚めた。

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