002:レベルアップか否か

今の会社で働き続けるにしろ、ドロップアウトして事業を立ち上げるにしろ自分には人間性的にも能力的にも足りないことがあるという自覚、認識のもと、少しずつ研鑽に取り組んでいる。
なかなか上手くいかないけれど、亀足でも進まないよりはマシ。というとで、昨日はあるビジネススクールの説明会に参加してきた。今回は2回目。

1回目はスクール全体の概要、宣伝文句と施設の見学、そして目玉は模擬授業への参加だった。高校生以降くらいから手を挙げて発言するということが随分苦手になってしまって急に人格が変わってしまったように自分が恥ずかしくなってしまったのだけれど、ここ数年、徐々にそれも回復の兆し。研鑽を継続している賜物でもあるのだがまだまだ”かき分けて”というふうにはいかない。
でもせっかくの機会なので積極的に出て見た。

検討しているビジネススクールは、すべての授業がケースメソッドによる双方向の手法をとっていて、実際のある企業のケースを題材にその問題の明確化と対策、のようなことをクラスで議論しながら解決に導く、その中での貢献度が評定の中心となる、というもの。
最近では日本でも珍しくないようだが、全クラス、というのは珍しいようで、経営学8科目の中で全てをその形式でやれるのは日本でここだけらしい。

とにかく、そういう内容だとMBAというのは肩書きに過ぎず、取得の過程で身につけた能力を活かせなければ意味がない、というよく言われる趣旨、それに全く同意する者として得られるものが大きいのではないかと思って検討している。

そして模擬授業の様子だが、その場で短めのケースを読んで発言していくわけだが、前向きに手を上げて発言してみた。ドキドキしたけれども興奮したというのが感想。純粋に知的に楽しかった。interesting。

始めるにあたって課題は、仕事・生活との両立、家族との調整、理解を得ること、予習が大変とのことでやり切れるか。

自己研鑽が基本だけれども、限界も感じていて、自分を追い込んで、環境に飛び込んで、というのが必要とも感じている。

過去に無理をし過ぎて倒れたこともあり、家族に話すのも躊躇していたが話してみた。やはり、無理しすぎることに心配している、と言ってくれた。こちらの負担も増えるし、とも言われたけど(笑
倒れた理由は十分に時間をかけて振り返って整理ができているつもり。それを踏まえてここ数年は無理を控えてきた。その中で足りなかったものを補う取り組みもしてきた。

さあ、そしてここから一歩踏み出すかどうか。

自分が解決したい社会課題に死ぬ気で取り組む道へ踏み出していくかどうか。

家族とともに歩み続けられるかどうか。

もう少しだけ時間をかけて、歩きながら、走り出すか考えます。

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