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栄えある価値は引き算にあり

「手抜き」を科学する。
脱力系サヴァイバーの いつもタツオです。

このところ仮想の世界でイラストを使った話が多めだったので、原点回帰ということで、久々の「超絶くそ野郎の流儀」です。

では、内容を再確認していこう。


このnoteでは、社畜や恐妻家といった「がんじがらめの状況」でも、フェイクや根回しを駆使して、如何に自分の時間を作れるかを日々、研究し実践しているよ。(今日は8〜10分で読める。※ここ最近のnoteと違って活字多めなので要注意)


今日の話を結論から言ってしまえば、「引き算型のフェイク」は見破られ難いという話。


そもそも、フェイクというのは「装う」といった意味合いで捉え方が様々なのだが、単純に「嘘」というのも その一つといえるだろう。

そして特にビジネスの世界なんかだと「ハッタリ」や「虚勢」と呼ばれるような自分を大きく見せたり 自分の実力以上の能力を装うことが多い。

これを「虚勢型フェイク」とでも呼んでおこう


僕は大学を出てから営業マン一択なので、他の職種については深くは話せないが、この営業という職種の人はその傾向が多いように感じる。

これは、社内での評価を意識したものであったり、客先で注文を受けるための作戦だったりと様々であろう。


しかし、そんな虚勢型フェイクを使う人ばっかりだと思考が似通ってしまうので、「あっアイツはハッタリをかましてやがる」って足元を見られてしまうのだ。(フェイクを見破られ、つけ込まれる)

かく言う僕も、ど根性型セールスマンだった時は、この傾向があったと思う。


頭の中身は常に足し算しか無くて、評価は高ければ高く、売り上げは多ければ多いほど良いと思っていたんだ。

つまり自分にとって他者から実力以上にプラスされたフェイクを常に意識していた訳。(なんだか説明が拙くてスマン!久しぶりってことでw)



しかし価値観が大きく変わった。

やはり転機は、このnoteで仕切りにいっている10ヶ月ほど前?の大怪我だ。(良かったら超絶くそ野郎流儀まとめ編をどうぞ)


自宅療養中に、世の中の相対性と労働者である自分の姿を見つめ直したんだ。


そして、今までと大きく変わったのは冒頭でも言った「引き算型のフェイク」という新たな考え方を持ったことだった。


営業マンには必ず目標がある。(僕の場合は法人営業なので飛び込みではない)

これは、会社にコミットするいわば約束事と考えれば良いだろう。

そう、この目標設定が肝心なのだ。

つまり、中長期的に自分に対する期待値を極自然な形で下げること。(この辺りは話すと長くなるので割愛させておくれ。これも超絶くそ野郎の流儀まとめ編で少し触れている)


引き算型のフェイクや根回しを駆使して、中長期的に会社と交わす営業目標を引き下げる。言わば実力よりも2段階くらい下の土俵で勝負することが重要なのだ。


このことによって余裕と時間を生み出すことは想像に難くないと思う。

あっ誤解があってはならないのは、実力は高いに越したことは無いと言うこと。(この点に関しては、僕は大した力を持っていなかったので確固たる実力者なら、相当な時間を捻出できるであろう)


時間が生まれると視野が広くなるし、様々な事に興味を向けられる。こうしてnoteで「仮想の村」をつくって楽しんだりとか、ど根性型のセールスマンでは考えることができなかった…。

だから、会社に入って少しの間は出来る限り能力を上げておくことをお勧めする。この後で素晴らしき「超絶くそ野郎の流儀」が待っているからだ。



企業は常に売り上げを伸ばし続けなければいけない。

この価値観は社員たちにも伝染しているので、過小評価を心から喜ぶ人間など皆無に等しいと思う。


ノルマを引き下げる為、小手先の悪あがきをする者はいるかもしれないが、半年、一年ががりで正面から「引き算型フェイク」に向き合っている者はいないであろう。(少なくとも僕の狭い世界ではいない)

従って、この様な思考を持つ者が少ないので このフェイクが見破られる確率は当然下がるという訳だ。

そして、引き下げた目標を何とかクリアしたように装うのだ。(土壇場での悪あがきも無く、数字の管理がしやすくなったのは とても有り難い)


これは自分にとっても余裕が生まれるし、会社にとっても交わした目標に対して安定した収益を上げてくる営業マンは有難い筈である。(最もらしく言っているが超絶くそ野郎という事をお忘れなく!)


この引き算の効用は、きっと気が付いていないだけで もっとたくさん使えるところがあるんだろうなぁ。


やっぱりリアルな発信は退屈だったかな?(本当たま〜に投稿しようと思います)

嘘やフェイクについて、とことん真面目に取り組んでいる いつもタツオでした。

-おしまい-

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