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シャンパンとスパークリングワイン

お久しぶりです、お酒の人です。
大分日があいてしまいました…家族がコロナにかかったり自分もコロナになったと思いきや陰性だったり、気分で旅に出たりしてたら1ヶ月があっという間すぎる。
旅行等々で各地に行った友人からお土産の地酒が飛んでくるのが楽しみな長期休暇です。皆様如何お過ごしですか?


神宮でのとあるラッキーイベント

夏ですね、暑いですね。
冷酒がおいしい季節でございます。冷えたビールも良いですがやはり冷酒です。

先日神宮球場のstudent night内イベント「つば九郎とドアラのお悩み相談」に当選しまして、質問をしてきました。
”日本酒と麻雀が好きだったのですが、野球を好きになって余計にかわいげが消えました、どうしたら良いですか?”と。余計におっさんっぽく…と言いたかったのですが、他に同じような趣味の境遇の方がいらしたらあまりおっさんと言われて良い気がしないのではと思いかわいげがないという表現にしました。
で、いただいた回答がこちら。

ドアラさん、お耳ふさふさかわいい
つば九郎、流石です

さすがつば九郎先生、おっさんっぽくなったという私の意図をよみとってくれました。

実はこの時のフリップいただけまして、額縁に入れて飾ってあります。
つば九郎のはもらえると当選メールに書いてあったのですが、ドアラさんのももらえるのは知らず後からびっくりでした。

この日体調を崩して現地に行かれなかったのが本当に悔やまれる…コロナも再度流行りつつありますし、皆様体調管理しっかりと!

ひんやりしたお酒

んでまあ夏ですよ。
暑くて暑くてつい家にこもりがちになるのですが、友人からどうせ引きこもってるんでしょと飲みに誘われて家から出たわけです。
もうね、バレバレですよ。お酒でつれるとわかってらっしゃる。

そんなこんなで今回お邪魔したのが恵比寿にあるワインバー、M。
恵比寿駅すぐの飲み屋街にあるのですが、メインの道から一本外れてて落ち着いた雰囲気でした。
カウンター席もあって、ひとりでワインを楽しみに行くのも友人や恋人と行くのにも向いてそうなところです。

シャンパーニュとスパークリングワイン

左がスパークリングワイン(英)、右がシャンパン(仏)

夏でなくても洋のお店では1杯目だけスパークリングのものをいただくことが多いのですが、今回は飲み比べを実施していたので真っ先にこちらを注文しました。
シャンパンとスパークリングワインの飲み比べセット。

スパークリングワインはイギリス産、品種はシャルドネ。
シャンパンはもちろんフランス産、ピノノワールとシャルドネ、ピノムニエのブレンドです。

飲んでみての違いは香りの華やかさの違いが最も大きかったように感じます。シャンパンの方が華やかで、炭酸も強め。
ただ味の優劣はつけられず、好みの問題だろうなとは思いました。スッと飲むにはスパークリング、じっくり味わったりおもてなしに使うならシャンパンが合いそうです。

シャンパンとスパークリングワインの違い

シャンパンとスパークリングワイン、違いはフランスのシャンパーニュ地方で造られてるのか否か、というのはご存知の方も多いかと思います。
つまり造った場所の違いでそれ以外は大差ないのではと、ただのブランドでしかないと思う方も多いかと思うのですが、ここがまた難しい。
シャンパンはシャンパーニュ地方で造られている、これは正解ではあるけれど完全ではないのです。

シャンパンを名乗る条件は3つ、
1.シャンパーニュ地方で造られていること
2.ピノノワール、シャルドネ、ピノムニエの3種類またはいずれかを使っていること
3.シャンパン製法という製法で造っていること
です。

つまり製造地は部分要素でしかないのです。
これが、シャンパンの大きな強みかつ特徴だと私は思っています。
前に書いたとおり、ワインの味は品種と地方、味わい(方向性)できまると思っているのですが、シャンパンはこの2つが固定されているわけです。
つまり、シャンパンを好きだなと思ったら他のものでもシャンパンを飲めばそこまで外さないと。
これがシャンパンが好まれ続ける理由だと私は思っています。

スパークリングワインの幅広さ

シャンパンがこれだけ多くの制限がある一方で、スパークリングワインは自由度がとても高いです。
スパークリングワインを名乗る条件はふたつ、ワインである事と3気圧以上のガスが入っていることです。

3気圧がどれくらいの炭酸の強さに該当するかの適切な表現方法はわかりませんが、取り敢えず微炭酸ではなく炭酸である…くらいに考えていただければと思います。
炭酸の入ったワインはスパークリングワインを名乗れるわけですから、世の中にあるワインで炭酸をいれてもおいしい物と考えればその数の膨大さが分かるかと思います。

そして更に、スパークリングワインは製法が複数あります。
ここに関しては私も詳しくないため調べた知識になりますが、5~6種類の製法があるようです。
その中でも更に大きく3つに分けられるのかなと思いまして、
1.二次発酵させた後に酵母(澱)を取り除く方法
2.二次発酵を瓶の中で行い、酵母(澱)を取り除かない方法
3.既存のワインに直接炭酸を注入しない方法
ですね。

とはいえ2の澱を取り除かない方法は珍しいようで、基本的には1か3になるみたいです。
とはいえ後から炭酸を加える方法では炭酸が抜けやすいため、あくまでも1のタイプが私はおすすめですね。
安価に大量に楽しみたいのであれば3のものでも良いのかと思います。

最後に

ここまで色々書きましたが、実は私もともとはそこまでスパークリングのお酒が得意ではありません。
日本酒の生詰めで酵母により微炭酸があるものは好きですが、強い炭酸のお酒はあまりお酒っぽくないなと思ってしまうタイプです。
獺祭もスパークリングとそのままのものがあれば圧倒的にそのままの日本酒で飲みたい派ですね。

とはいえ今回飲み比べた2つはとてもおいしかったです。
暑さのせいもあるかもしれませんが、何に合わせるでもなく食事が届くまでに楽しむお酒としてとても良かったのではと思います。

皆様もどこかで見かけたら是非!
次回は友人からもらった地酒になるかなと思います。
継続は力なり、ちゃんと続けられますように。

実はその後飲んだオレンジワインがとてもおいしかったのだけれど、
おいしすぎてすぐ飲んでしまったので感想がおいしいしかない(´・ω・`)



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