先月はタクシーに一度も乗らなかったので、タクシー代値上げのニュースは全く知りませんでした。

今回の値上げは都内ですから、私の普段の生活には今のところあまり影響はありませんが、それでもこの流れは遅かれ早かれ私の住む神奈川県にも及ぶことでしょう。以前にも書きましたが、一人の運転手と乗用車を占有して移動するわけですから、そうそう安く利用できるわけがないとは思ってます。それでも自家用車を手放した身とすればやはり手軽に利用するには手軽な料金じゃないと難しいです。

どうしてこんなことを書いているかというと、昨夜都内で深夜残業になってしまい、横浜の外れの自宅までタクシーで帰ることになったわけです。

それ自体は以前にもあったことなので、いつもの通りタクシーを拾い、ルートを運転手さん任せで帰ったところ、いつもより5,000円近く高い！いつもなら20,000円くらいなのに今回は25,000円！一瞬私のメーターを見る目を疑ってしまいました。

たしかに一部事故で通行止めになって一度高速を降りたりしたのでその分の割り増しは覚悟していたのですが、それでも5,000円は上がり過ぎではないかと尋ねたところ、「いや、先月から料金上がりましてね…」と運転手さんに教えていただいた次第。改定率14.24％とのことだから、10月に20,000円かかっていたとしたら、先月からは22,848円ということでおよそ3,000円の値上がりということになります。こりゃデカいですよ。払うのは会社だけど、これなかなか会社に領収書出しづらいです…ってか会社に色々説明するのが面倒くさい！

まあ一度に20,000円なんて私用で使うことはまずありませんが、数千円のタクシー利用が重なれば20,000円なんてすぐです。うちみたいに貯えのあまりない家庭だととても厳しい。これではお年寄りの免許証返納など進むわけがないですよね。

正直なにかタクシーの使い勝手のままもう少し安価で軽量な公共交通の枠組みが欲しいところです。中国製の電気バスを導入した京阪バスなんかは良いチャレンジしてると思いますが、あれは上手く行ってるのでしょうか。

タクシーの領収書を見ながらちょっと気になっています。