こんばんは。
ぐぐっと突然寒くなりましたね。

さて、今日は仕事のことを書こうと思います。

私は、今年２９歳になりまして、
１９歳のころから社会に出ているため、
社会人歴はちょうど１０年目。
１０年間、勤め先は変わりましたが
業種はずっと建築です。設計です。

ちなみに、今勤めている会社で３社目です。
転職しすぎなのか、こんなもんなのかはさておき。

私が、建築関係の仕事に興味を持ったきっかけは、
両親が実家を建てたときでした。
そのころの私は小学校の２年生。

本土最南端のど田舎で、今思えば建築確認も不要、そのうえ前面道路は２ｍ以下で、町道なのか農道なのかもよくわからない。
しかも、町道から２ｍ以下の道路を、５０～７０ｍくらい入っていかないといけない。
今思えば、どうやってクレーン入れたのかさえ不明なレベル。
（ちなみに、有名ハウスメーカーと契約寸前までいったのに、道路が狭いという理由でメーカーさんから断られて地元の工務店さんで建てたというのを大人になって知る）

ちなみに私は、実家がとても好き。
あのおうちが好き。

延べ床面積５０坪くらいの２階建てでロフト付き。
LDKは大体２０畳くらいで、一角に父のPCスペースがあり、その奥には６畳の和室。
リビングには大きな掃き出し窓と勝手口がついていて、玄関からキッチンまでをウッドデッキでつないでいる
キッチンはコの字の変形カウンター型で、母曰くメーカーさんにオーダーで作ってもらったらしい。
（そのせいなのか今はそこのメーカーさんにお勤め中）
キッチンに沿って作ったカウンターでみんなでご飯を食べたり、学校から帰ってきたら、母もまだ帰ってきてないのに、友達のお母さんが勝手に上がってコーヒー淹れてたり。（自由）

リビングを抜けると階段と廊下があり、４畳の洗面脱衣室に1620サイズのユニットバスと、
廊下の奥には階段下を活用したトイレと手洗い。

２階に上がって廊下を２歩くらい進むと子供部屋。

わたしたちは４人兄弟（私、妹、弟、弟）だから、12畳くらいの一部屋にドアが２つついてた。
その部屋は勾配天井で三角屋根になっていて、構造の梁も見えていて、パナソニックの工業用照明が3つぶら下がっていた。
今で言うインダストリアル的な？
ツール系のものが好きなのはこう言う影響もあるかもしれないなー。

で、ロフトもついてるんだけど確認申請要らないから適当なのか分からんけど、ふつうに高いところで1800くらいあった気がする。

ただ、屋根はガルバだしロフトはクソ暑くて冬しか使わなかったけど。

子供部屋からは、ぐるーっとバルコニーがはりだしていて、母は要らないって言ったみたいだけど、工務店さんの配慮で廊下の先からもバルコニーに出られるようにしてあった。
完全に物置手間使えなくなってたけど。

そして、父と母の寝室が8畳。と、クローゼット。
両親の部屋だったけど、一番下の弟は産まれたてだったから、基本的には弟もその部屋で寝てた。

日曜の朝に、パパを起こしに行って、みんなでベッドの上でごろごろするのが好きだったなー。

こんな感じの実家が、わたしがこの仕事をする根底にあるんだと思う。
クロスを貼ってるのは、天井だけで、壁は全てシナベニヤにクリアで仕上げてある。
床は、母が言うにはイスの木？らしい。

飾らないかっこよさというか、素朴な風合いとか、家族らしく使える家であることは大切なことなんじゃないかなーと思う。

あのおうちは、うちの家族にしっくりくる家だと思う。
父が再婚して、今の奥さんの趣味なのか、ディズニーのラグとかスリッパがあるだけで、え？？？これおうち？ってなるから、住む人によって違うんだろうな。

仕事のこと書こうと思ってたけど、下書きの期間が長くなっちゃって、おうちの話になっちゃったけど、書いて損じゃない気がするからとりあえずこれはこれで。
今度図面書こう。