Iutus Sator

1995年生れ,栃木県出身。文学部哲学科卒業。神学と日本文学を行ったり来たり。たまに創作も載せています。

受肉の認識論についての追記

下記は,ずいぶん前に書いた次の記事への追記です。引き続き勉強中なので,多分にまちがい含みなのをご了承ください。 坂口ふみ著『信の構造 キリスト教の愛の教理とその...

『かがやき』(馳平啓樹,水窓出版)について

先月,水窓出版から出た『かがやき』を読んだので,その感想を書いてみようと思う。著者の馳平啓樹については,おそらくこれを読んでいるほとんどだれも知らないであろうし...

たいした読破数じゃないが(9月に読んだ本のことなど)

1日に須賀敦子『コルシア書店の仲間たち』(文春文庫)。 2日に『たいした問題じゃないが イギリス・コラム傑作選』(行方昭夫訳、岩波文庫)。 5日に須賀敦子『ヴェネ...

Fields of the Dead

次の日も私たちは同じ道順で散歩に出かけた。 ホテルのロビー横広場をぬけて,だだっぴろい芝生の坂を下り,駅前の旧商店街を道なりに歩いて,旧街道に突きあたったところ...

『狂うひと 「死の棘」の妻・島尾ミホ』が文庫化

9月の新刊ということで,新潮文庫に梯久美子『狂うひと 「死の棘」の妻・島尾ミホ』が入りました。総ページ数900超の,ぶ厚い(ぶ厚すぎる)立派な本です。帯には読売文学...

The Isle of the Dead

堤防のかげの地区は眠りしずまっていたが、川が東へと曲がるあたりに一軒だけ、窓から明かりの洩れている古い家があった。 暗い土手の道を、川明かりに頼って歩いた。川は...