上田雑記 #20

練習。とにかく練習あるのみ。と毎日自分に言い聞かせおりますが、そもそもなんで自分が練習することに重きをおくのか、改めて考えみることに。

すると意外なことに「良いライブがしたい」とか「もっとギターが上手くなりたい」というポジティブな方向性ではなく、ネガティブなところに着地した次第であります。

というのは、「良いライブをしたい」という気持ちよりも、ダメよダメダメダメ星人ぐらいダメだったライブが過去に何回かありまして、その悔しさと不安をずっと引きずっているんですわ。また同じことを繰り返したら嫌だなって。

だからそうならないためには、まず家でクリックに合わせて練習をして、スタジオ入ってバンドアンサンブルやグルーヴを詰めて、ライブの演奏力、ひいてはお客様満足度・品質の向上に取り組んでいるのが、弊バンドというか私のスタイルです。

あとはね、やっぱり自分の言動に説得力を持たせないといけないわけです。その説得力っていうのは「実績」であり「実力」であり「結果」であり、モハメド・アリなわけなんですが、いくら考え方や発言が正論・立派であっても、発信する側の「説得力」がなければ何にも人には響かない。

何より万が一、敵対する人間が現れた時に自分を守れない。まぁ一種の「自己防衛」みたいな感覚で練習しなきゃなーと思っております。

練習は楽しいし好きだけど、でも好きだけじゃ続けられない。同世代がバンドを辞めて離れていくことも増えてきた。だから自分はどんな形であれ生き残り続けたい意地みたいなものが、最近芽生えてきたのかもしれない。

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