見出し画像

統計学、知ってますか?

統計学、知ってますか?

統計学って聞くと、どんなものを連想しますか?表に数字がいっぱい並んでいて、複雑そう……という印象を持っている方も多いはず。また、何の役に立つのか分からない、と思っている方もいるのではないでしょうか。いや、私も門外漢なんですが、今回は、初歩の統計学を用いて失敗と成功について一緒に考えてみましょうよ!

仕事や勉強で、失敗して自分を責めたり、他の人から怒られることってありますよね。「なんでこんな失敗をしたんだ」と、落ち込んじゃうことも。「今度も失敗しちゃうんじゃないか」と不安でたまらなくなります。でも、大丈夫。統計的にいうと、失敗の後には成功が待っているかも知れないのです。

え?気休めを言うなって?いえいえ、気休めではありません。論より証拠、サイコロを使って簡単な実験をしてみましょう。サイコロを振って出た目のうち、1~3までの数を「失敗」、4~6の数を「成功」とします。そして、「失敗」が出た後に、もう一度サイコロを振るとどうなるかを調べます。結果がこれ!

平均への回帰1投目(1st)で「失敗」が出たのは、全9回中5回。そのうち2投目(2nd)では3回が成功。2連続で失敗したのは5回中2回。わずかですが、失敗から成功へと転じることのほうが多い、ということになりました。

時間の都合上、試行回数があまり多くなかったのですが、サイコロの目の平均値は、1~6までの数字をすべて足して6で割った数、3.5に近づいていきます。つまり、1投目で1~3までの数が出たばあいは、2投目ではそれより大きな数が出る可能性が高い、ということなんです。これを、「平均への回帰」といいます。

学び、そして活用する!私たちの生活においては、他にもいろいろな要素が絡まり合っているので、シンプルな結果は出ないと思います。しかし、いちどの失敗であれこれこれ悩むよりも、「統計的にいって、次は成功するかも!」というような心持ちでいたほうがラクなんじゃないでしょうか。逆もしかりで、1回の成功の後には失敗が待っているかもしれない、と考え、リスクに備える姿勢も大切ですね!

読んで下さりありがとうございます!こんなカオスなブログにお立ち寄り下さったこと感謝してます。SNSにて記事をシェアして頂ければ大変うれしいです!twitterは https://twitter.com/yu_iwashi_z