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海外デザインスクール留学 関連記事まとめ

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海外デザインスクール在学中・卒業生の方々による出願Tips、海外のデザイン事情に関する記事をまとめています。 読者層は海外留学を検討中の方、日本以外にも見識を広げたいデザイナー、… もっと読む
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30代自費留学ビザ・コネ無しからアメリカでトップデザイナーになるための技術

デザイン思考の「その次」の、21世紀中盤〜終盤の社会をデザインするため、2018年夏から渡米し、パーソンズ美術大学修了後、NYで働いている岩渕正樹 (@powergradation)と申します。 このnoteは純ジャパ、海外留学経験なし、30代社会人、グリーンカード持ち家族・配偶者なし、完全私費留学から、デザイナーという職種でアメリカの大学院修了、そのまま現地企業への就職、グリーンカード取得までを狙っていく私の、これまでの苦労や知見を残すために立ち上げました。 現在の所属

【アメリカ社会人留学】ビジネスプログラム1Q振り返り(コースの概要・各クラスの感想・英語力)【サンディエゴ/UCSD Extension】

早いもので、10月に渡米してからあっという間に6ヶ月が過ぎ、サンディエゴ生活も7カ月目に突入しました。3月末に冬学期が終わり、その後1週間程度の春休みがあり、先週から春学期が始まったところです。とはいえ今週から始まるクラスも多いので、実質ほぼ春休み状態が数週間続いているような気持ちです。ということでめちゃくちゃ暇なのでw、今回は忘れないうちに1〜3月の冬学期を振り返ろうと思います。 1. Business Administrationコースの概要私は現在、カリフォルニア州立

ロンドン芸術大学イノベーションマネジメント修士コースとデザイン人材資質類型との相関

2022年7月にロンドン芸術大学セントラル・セントマーチンズイノベーションマネジメント修士(MAIM)を修了しました。2020年秋からの留学生活は、新型コロナウイルスに翻弄され続けた2年間。思い描いていたキャンパスライフとは異なるものでしたが…(苦笑)、カオスな環境下でも無事に学びを修了することができて今はホッとしています。 一つの区切りとなるこのタイミングで、2年にわたる英国デザイン・アートスクール留学で「何を学んだのか」、この留学が「どのような意義をもつのか」、そして「

ブルーピリオドを読んでアートに興味を持った私が海外美大院生になる話

私はこの9月からニューヨーク大学のデジタルアートを専攻する修士プログラム(通称ITP)に入学します。 実はアートを学ぶために、大学院受験をしようと決めたのは2021年の10月。その時に見た志望校の受験締め切りは12月4日、準備期間が2ヶ月しかありませんでした。 社会人として働いていながら、2ヶ月で受験準備は無理だろう、最初は私もそう思って諦めてました。 でもその中で覚悟を決めて受験し合格するまでを書いてみます。 私は現在住んでいるところがアメリカでラッキーなこともありま

2021年夏からコロンビア大学のMBAに進学することになりました

久しぶりのnoteです!2019年はニューヨークで語学・カルチャーともにインプットの年を経験し、2020年はアウトプットの年にしようと思っていたのですが、結局2本しかnoteを更新することができませんでした。。 アウトプットを怠ってしまった要因はいろいろあるのですが(単に私が怠惰という要素も大きいのですが…笑)、その中の1つとして、2020年はずっと必死で受験勉強をしていました。その結果、無事に第一志望の学校に合格し、2021年夏からアメリカ・ニューヨークにあるコロンビア大

デザイン留学にフィンランドを選んだ理由

はじめまして わかです。 今年大阪の高校を卒業した18歳で、 秋からフィンランドの大学で4年間、 パッケージデザインを学びます。 高校在籍中、この進路をみつけるまで 2年以上大学を調べて、悩んで、また調べて を繰り返しました。 周りが日本の大学に進学する中、 __なぜ進学先をフィンランドにしたのか __なぜデザインに興味を持ったのか かるく自己紹介と、 これまで考えたことをまとめてみます☺︎ これから進路を決める人・北欧やフィンランド留学を 考えている人の何かきっか

アメリカ建築大学院受験への道標

建築の大学院に進んだ人の中で、留学や海外インターンに行く人はぼちぼちいるように思います。その中でも、海外の建築大学院、特にアメリカの大学院を受験して留学へ行く人はあまり多くないかなと思い、自分の体験を残しておこうと思いました。 また何よりも、出願のプロセスの中で助けてくれた方々に大変お世話になり、自分も同じように、同じ立場の人の力になれればと思いました。特に、海外経験が少ない人、周りにあまり参考になる人がいない人、アメリカになんとなく興味はあるが良く分からない人にこの記事が

留学決意〜旅立ちまでの道のり①学校探し&奨学金応募編

まだ授業が始まるまで日数があるので、留学を決意してから旅立ちまでの間にどんなことを行ったのかを残しておきたいと思います。 オーバービューはこんな感じでした。 各ブロックごとに何回かに分けて書く予定です。今回は①学校探し&奨学金応募編です。 ⓪は自己紹介の記事で触れた通りですので、よろしければそちらをご参照ください。 学校探し留学にチャレンジしてみよう!と決心したは良いものの、出願プロセスも全く知らないし、私が望むようなプログラムを提供する学校がどれかもリサーチしていなか

【オンライン | 就活用】Institute of Design流ポートフォリオの作り方を実践した話🕊

デザイナーたるもの、就職時、進学時に必ず必要になるのが、自分の作品をまとめた「ポートフォリオ」。とはいえ、美大を卒業していない限り、デザイナーとして働いてても転職を考えていなければ、ポートフォリオを作る機会はなかなか無いものです。 Institute of Designも受験時にポートフォリオの提出を要求しています。(※Foundationコースを受講する生徒のポートフォリオの提出は任意ですが、奨学金獲得など考えるとやはり出しておいた方が良いです)私は、IDの受験用にサクっと

6年間越しの想いで全米1位のデザインスクールに行き、途中で日本に帰国して芸術をはじめた話。

アメリカの大学を卒業し、大手のIT企業に新卒で入社、そして起業。そんな経歴だけを見ると周りからは”順風満帆”に人生を歩んでいると見られることが多かった帰国後の6年間。 しかし実態は帰国した2016年、自国の文化に馴染めず自己表現を行うことができなくなり、24歳で新卒になった僕は2年の遅れを取り戻そうと会社のトイレで仮眠を取りながら仕事を行う生活を続け、うつ病に近い状態になりながら毎日を過ごしていました。起業後は創業1年ほどで創業メンバーが離れ、一人になった後で事業の立て直し

サラリーマンがデザイン留学出願書類をゼロから作るとこうなる。

こんにちは。イリノイ工科大学(Illinois Institute of Technology、IIT)にデザイン思考留学中のTakaです。 前回の記事では、サラリーマンだった私がデザイン思考留学を決めた理由についてまとめました。 今回は、大学院出願に必要な書類について説明します。 実は、私が留学準備をしていたときに、情報がなかなか入手できずに困ったポイントがこの書類準備でした。留学中の授業の内容や生活についてのまとめは多く見つかり非常に助かったので、今回は書類準備につ

【サバイバル🐟】 IIT Institute of Design(ID)の学校生活ってこんなかんじです

こんにちは👋 先日初めてnoteを投稿させていただき、たくさんの方にご覧いただきました!とても嬉しいです!ありがとうございます!🐕 まだだよ、という方は以下のリンクからご覧いただけますので何卒…! 前回の記事では私が何者でなぜシカゴに来たのか、なぜInstitute of Designを選んだかについてお話しています。今回は、学期中の大学院生活がどんなもんか、ご紹介できたらなと思います◎ Institute of Designってどんなところ? IDはシカゴの中心街(大

シカゴでデザイン大学院生活はじめました。1年前に。(遅

はじめまして👋 現在イリノイ工科大のInstitute of Design(ID)でFoundation+MDes(Master of Design)+MBAのデュアルディグリープログラムに留学しています、Ranです。Desirability(望ましさ)、Viability(実行可能性)、Feasibility(実現可能性)を両立した人に優しいデザインを習得するべく日々修行を積んでいます。 なぜ今noteを始めたのか 実は私が入学したのは2021年の8月。なんと一年も前

Transdisciplinary Designとは? (パーソンズ美術大学留学記 総集編) #184

パーソンズ美術大学のTransdisciplinary Designに留学し、1年生の全課程を終えました。デザイン初心者&海外生活も初めての生粋の日本人の私が、なんとかアメリカのデザインスクールで1年間過ごすことができました。我ながらあっぱれ。 こうした節目ということで、Transdisciplinary Designで何を学んできたのかをまとめてみることにします。自分の復習のためというのもありますが、「デザインって何?」という疑問を持つ方や、「海外でデザインを学んでみたい