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吾輩の猫たちである。


厳密に調べた訳ではありませんが、昔から物書きには猫好きが多いような気がします。というより、家で仕事をしている身にとって、動物を買うなら散歩の必要がない猫の方が相性がいいようにみえる、ということかもしれません(もちろん、犬好きがいないというわけではありません)。

私も一応、本を書いて収入を得ている身であり、家には猫が二匹います。飼っているというより、猫好きにとっては「一緒に暮らしている」といった方がピンとくるでしょう。そして大多数の猫好きの例にもれず、私も「猫自慢」が好きです。今回は、その「同居猫」を紹介したいと思います。


先住猫 大豆(雑種)

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うちの先住猫であり、小動物や昆虫を除けば、私が初めて世話をすることになったペットです。2010年生まれで、三ヶ月ほどして母が知人から貰い受けました。大豆の母親はラグドールとのことですが、みたところお腹の毛がふさふさしてるところ以外、ラグ感はありません。

あ、もうひとつありました。体がでかい。ちょっと肥満ということもありますが、骨格自体が大きく、頑丈な感じがします。そのため、どこから少し高いところから飛び降りると、「ドスン!」とかなり大きな音がします。その割に声は高めでどこか幼児っぽく、目はきれいなブルーです。男の子。

大豆の性格

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基本的には甘えん坊でビビリ、でも甘えるのはあくまで自分の都合です。要するに、「猫っぽい性格」。冬になると布団の中に入ってきて、腕枕なんかをしたりします。

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かわいいのですが、体重が重いため、すぐ腕が痺れてきます。自分の頭を私の腕に乗せたまま、横をむいて脇腹をふみふみしたりもします。ちょっと痛い。

大豆は食べ物の好みがうるさく、気に入らないフードは全く食べません。さらには、おもちゃの好みもうるさく、気に入らないおもちゃでは全然遊ばない。最初は大喜びで使っていたものでも、すぐに飽きてしまいます。どちらかと言うと、買ってきたきちんとしたものより、私が作った雑なおもちゃの方が好きみたいです。

困るのは、時々何かのきっかけ(むろん猫様の都合)で急に怒り出し、攻撃されることです。体が大きいせいかパワーがあり、洒落にならない怪我をしたことも2、3度あります。母は、大豆のおしっこを片付けている時に襲撃され、出血したことがありました。私は爪を切った時に激怒され(基本、爪を切ると抵抗しますが)、噛みつかれたまま猫キックをくらい、腕中血だらけになったことがあります。まあそれでも、基本はいいやつです(たぶん)。

新入り ひまわり(旧名小春、アメリカンショートヘア)


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最近うちにきた新入り猫です。2015年生まれ。もとの飼い主さんが止むを得ない事情でお世話が難しくなり、一月ほどトライアルの後にうちで面倒をみることになりました。元の名前は小春ですが、うちで育てていくにあたって「ひまわり」と改めました。体は大豆よりひとまわり小さく、お腹のたるみはありません。こちらも男の子。


ひまわりの性格

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大豆も甘えん坊ですが、ひまわりはそれ以上に甘えん坊。手を差し出すとずっとすりすりゴロゴロ、どれだけ撫でていても、基本的には怒りません。穏やかな性格。

ただ、遊ぶ時はかなり激しく遊びます。大豆ほどおもちゃの選り好みはせず、色々なものを追いかけます。ネズミ型の小さなおもちゃはあまりにも激しく食いつくため、使用を禁止しました。

また、マズルが短いせいか水を飲んだりご飯を食べたりするのがあまりうまくありません。見ていて面白い。そのかわり、ものすごい勢いでがっつき、あっという間に平らげます。

また変わったものが好きで、ヨーグルト、バター、牛乳など、乳製品に目がありません(もちろん、ほんの少しあげるだけです)。


似てるけど違う

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ベタベタするほどではありませんが、二匹の仲は基本的に良さそうです。まだ距離が掴み切れていない感じもします。二匹とも基本的には大人しくて、甘えん坊なのは共通しています。ただ、違う部分もそれなりに目立ち、観察が楽しい同居人(猫)です。何はともあれ、末永く、元気にいてくれることが願いであり、のんびり過ごしてもらうのが私たちの役目だと思っています。

ご厚意は猫様のお世話代、資料購入費、生きる糧などに充てさせていただきます。よろしくお願いします。