見出し画像

【プロ野球】鳥谷の初ヒットに踊ることはできるけど・・・ 練習試合 6月9日 ロッテ vs. 中日(&2軍戦を少々)

こんばんは、岩国です。ファームと1軍、どちらもとんでもなく長い試合になりました。何だろ、これは。

2軍についてのあれこれは、Twitterで一気につぶやいてしまいました。フローレス投手をこんなにじっくり見るのは初めてだと思いますが、力強いまっすぐとおそらく少し動かしている速球が武器なのかな。

ハムの4番・清宮に3ボールから、甘く入ってしまったストレートを見事にホームランにされてしまいましたが、2回まではよかったと思います。3回以降に現れた制球の乱れが少なくなれば、全然1軍でいいんじゃないかなと。特にシーズン序盤は長いイニングを投げられる投手は重宝されると思うので、戦力になるのではないかと、今日の投球を見る限りでは思います。

さて1軍。選手の登場曲と、事前に収録したチャンス時の応援歌が球場で流されていました。全然雰囲気変わりますね。

そんな中、5回までと6回以降では、全然違う試合になりました。

前半は良い試合でした。まずは、開幕ローテが不安視されていた先発・二木。この日の被安打2本が、ともに本塁打ということで3失点(自責は2かな)を許しましたが、4回59球8奪三振。ストレートにも威力を感じましたし、変化球でも空振りが取れていたので、開幕ローテは十分いけるんじゃないでしょうか。

次回は、来週火曜の巨人戦で80球〜90球くらいを目安にして登板するんじゃないかと思いますが、エースナンバーが開幕ローテを外れるなんて、寂しすぎるので、少しホッとしています。

前半の打つ方。おそらくこの並びで開幕スタメンじゃないかと思います。昨年開幕時の3・4番が6・7番に入り、見事なまでにポイントゲッターになっています。

そこへ好調の9番・藤岡がつなぎ、さらに好調の荻野、2番になることでよりしつこさが生きてくる角中へとつながるいい意味で気持ち悪い打線になるんじゃないかと思います。

この日の得点も井上のホームランと、藤岡からつないで上位に回していっての大量点。いい形だと思います。

そうなるとネックになってくるのが3番打者。去年の終盤も似たような課題があったのですが、結局最後まで解決せず、微差の4位に終わってしまいました。(去年はもっと決まらない打順が多かったですが)

この日の3番は福田秀平選手。

実況の方によりますと、シートノックで守備についていなかったそうで、守れない(無理して守らせない)というコンディションであろうと想像する次第ですが、彼が守れないようなコンディションならば、彼自身のパフォーマンスも発揮できない上、3番の役割なんて、とてもできないんじゃないかと思います。

高い守備力と走力が彼の最大の武器であると思うのですが、そこの部分で機能できないのであれば、機能できるようになるまで、調整させる方が良いのではないでしょうか。

実際、他の選手だと、荻野選手は時間をもらえたことで、コンデイションをしっかり回復させ、ここまでの練習試合ではしっかり結果も出しています。

3番の不調が、顕著に影響した場面が5回と7回にありました。

4ー3と1点リードの5回。1番からの好打順で荻野がレフト前ヒットで出塁。盗塁を決めたのち、2番・角中が進塁打を打ちに行ってのセカンドゴロ。当然、荻野は三塁まで進み、1死三塁と追加点のチャンスを作ります。

この場面で3番・福田秀。前の打席では満塁からボテボテのサードゴロで、なんとか1点をあげましたが、ここではインコースへのストレートを続けざまに見逃して追い込まれると、カウント1ー2となってから、ボールゾーンのカーブで空振り三振。このあたりから雲行きが怪しくなってきます。

後半に入った6回に逆転され5ー4。その1点を追いかける7回、相手のエラーと四球で無死一、二塁とこれまた絶好のチャンスを作るまでは持って行きました。しかし、後半から角中にかわって2番に入った鳥谷はスライダーで三振。そのあとの福田もスライダーで三振と、期待の新戦力が揃って三振と、流れを完全に止めてしまいました。

その後は風を読み切れなかった外野陣のまずい守備もあって、得点を重ねられ、4ー11で大敗。得点は前半にあげたのみで、ヒットも9回にようやく2本打つまで、ノーチャンスでした。

シーズンならこの展開で、角中のところに鳥谷が入ることはないと思うので、もう少し違った展開もあったかもしれませんが、鳥谷と同じように料理されてしまった福田秀を見て、少し時間を与えた方がいいんじゃないかと思った次第です。

美馬もそうですが、FA移籍で結果が求められる立場。しかも、例年とは全く違う難しい調整が強いられる中で、思い通りにいかないことも多いと思います。

今年のロッテなら、開幕から彼らがいなくても、おそらく戦えるだけの選手層にはなっていると思います。

リリーフ陣の整備は整っていないように思いますが、普段より開幕ダッシュが重要視されると周りが息巻いている状況だからこそ、地に脚をしっかりつけてどっしり構えて、差し脚をためるという選択をしてもいいんじゃないかなと思いました。

鳥谷は最終打席に意地を見せ、練習試合で初ヒットを放ちました。きっと明日の紙面はそのことを伝える記事がほとんどでしょう。

福田秀の現状はおよそ知ることはできませんが、現状では過度の期待を持つのではなく、負担の少ないところで、持ち味を活かせる起用をしてほしいなと、思っております。春先、9番を提唱した記事で、めちゃくちゃ言われてしまいましたが、2番・角中は今のところいい感じではないですか?なんて。

というところで、本日の作文はここまで。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?