マガジンのカバー画像

宮崎Uターン物語 #MU

67
仕事も決めずUターンしたら、こんな世界が待っていた。
運営しているクリエイター

記事一覧

わたしの、循環。



東京にいたころ、友人が無料でカウンセリングをしてくれたことがあった。その時に「あっこのテーマは“循環”なんだね」って言われ驚いた。「えっ、意識してなかったけど、それ大事かも」。そのころ、ちょうど地域おこしに興味が出てきていて「それならまず自分が循環してみたらいいのかも?」と思ったことも宮崎へのUターンを後押しした。

そうしてもうすぐ3年半が経つ。その間に県外から8人が会いに来てくれて、うち2

もっとみる

66 しいたけに導かれて

綺麗だなぁ…と、実家から見える山々を見ながら幸せを感じた。深呼吸。いい匂い。また深呼吸。不思議だ。めちゃくちゃ嫌だったあの山も田んぼも、18歳でサヨナラした時から変わってない。ってことは変わったのは私の方で、オイオイどうしちまったんだ!と戸惑いながら一年半が過ぎようとしている。

東京友達との感覚や情報が徐々に合わなくなってくのは寂しくもあるのだけれど、そこに固執せず、変化を面白がってくれる人

もっとみる

65 弟との距離感

弟に会いに福岡へ行く。会うのは一年ぶり、ちゃんと話すのはかなり久しぶり。前に好きだと言ってた西加奈子でも読んでいこうか・・・いやでも今は違うかもしれないし・・・なんてドギマギしてたらもう前日になってしまった。

我の強い姉と心優しめの弟、という構図のまま18歳でサヨナラし、そうすると疎遠になるのが田舎あるあるで、どんなに東京に遊びに来いと言っても来なかった弟。
私が地元を離れていた14年の間に

もっとみる

64 今のところUターンがうまく行ってる5つの理由

私の宮崎Uターンが思いの外うまくいってる理由を考えてみた。

1.Uターン者かIターン者と繋がるから
繋がる人たちがとにかく面白い。特にいま、宮崎には人が集まってる時期らしく、新しいお店や「第1回◯◯」みたいな会も増えてる。2年後くらいがまた楽しみ。

2.自身のタグ力が強まるから
県外や海外に向ける場合、東京在住の◯◯、よりも宮崎在住の◯◯の方が記憶に残る。まさか拠点移動が自身の価値を高

もっとみる

63 二人目の母

私の中には、結婚する生き方と結婚しない生き方の両方が存在している。どちらも辛く、どちらも楽しそうだ。

2013.5.11

私には、結婚してない叔母がいる。
庭をはさんだ向かいに両親(私にとっては祖父母)と住んでいた彼女は、中学教師とは思えぬファンキーさで、いつも大きめのアクセと変な服を着てた。

買い物行ったり、ダイエットウォーキングに付き合ってくれたり、初の海外にも連れてってくれた。

もっとみる

62 宮崎に帰る1年前~1年後までの記録

>2年前の今日の投稿
「なんの人なの?」と「今どこにいるの?」が最近聞かれる二大質問。私は、ダンサー断念してジュエリー営業→イベントディレクター→カフェ店員経て2年後に地域ビジネス起業と結婚出産がしたい31歳アルバイトで、今は東京のとあるカフェでビジネススクールのテキストに頭を抱えています。

>1年前の今日の投稿
「なんで宮崎帰るの?」が今の一大質問。「東京でしかできない(と思い込んでた)事はぜ

もっとみる

61 家族が近づくとき

「まー!あんげ寒いとこにいくとけ!」と都城行きに反対気味だった祖母(91)ですが、今では「この前テレビに市長が出ちょったが。あんたが住んじょると思うと親戚のごつあるわ〜」とポップに大転換。

「テレビやないけど、はよ"相棒"を連れてこんと!」と釘を刺されたのは数年前のお正月なのですが、彼女の希望も叶えず、たまーに風のように帰ってきて去る孫をニコニコと迎えてくれる度量の広さは、本当にリスペクトで

もっとみる

60 これからを支えるであろう発見

東京を去る時に「すぐ帰ってくるよきっと、笑」と多くの友人に言われた。「そうなったらセルフ歓迎会するからまた来てね〜」なんて言ってたわけだけれど、帰ってきて7か月、宮崎に一度も飽きてない自分に心底驚いている。

もっと広い世界を見たい!の一心で、埼玉、東京をはじめ、ダブリン、ロンドンにも少しいた。

その14年の中で身につけた、コミュニケーション力、お酒や運転技術などを伴って帰った地元の景色

もっとみる

59 虫が出ても、ひとり

am3:40、シャラシャラ・・・不思議な音がすると思って目を覚ますと、スタンド照明のフードの中で、蛾よりしっかりした何かが暴れていた。2日前に部屋に現れ、いったん落ち着こうとトイレに行った間にいつのまにか消えていたヤツだ。

こ・・・怖がるな、考えろ・・・

まずフードに端を破いた封筒を被せて後退の道を塞ぎ(手術後の犬みたいな)、窓をうすーく開けてフード&封筒を挟む。都城の冷気が一気に流れ

もっとみる

58 面白ループ

東京で通ってたビジネススクールで出会った人の主催する、熊本のビジネスプラン大会に行ったら、鹿児島の人と出会って、宮崎の都城に行くならこの人に会いなさいとFBで人を繋いで下さった。

本日その方にお誘い頂いた飲みに参加したら、都城のアツイ実業家達がいて、来週誘われたイベントには、前に東京で知り合った人がゲストで来ると言う。

なんだかグルグルと、面白ループに入った感じ。霧島お湯割りで機嫌良く

もっとみる

57 恥ずかしいことは学びになる



そこもっと掘るとこやろー!と反省したり、相手が乗ってきてるのがわかって嬉しかったり、インタビュー書き起こしは、本当に恥ずかしいけど、学びが多い。コレを数多くやってるから、ライターさんて会話してて楽しいんじゃないだろうか。
普通に会話のクセとか知れるので、営業さんとかもやったら良いのでは?と思う。
ちなみに、私の昔からのクセは、"相手の言いたいことを先に言ってしまう"こと。
これは、"私知ってる

もっとみる

56 てげてげスタンスの重要性



ぐわっと搔き回し、上辺だけすくって(もしくはすくうの諦めて)去るんじゃなく、いったんぐぐっと潜って、見えたそのものを愛してみたい。

その思いが、まさに宮崎に帰ってから実現してる気がする。
仕事もプライベートも。

でも根がクソ真面目なため、ゆるゆる自由に、を心がけてます。

このスタンスを得たのは、辛く楽しい20代があったから。

ありがとう、かつての私。

てげてげでい

もっとみる

55 街との相性



ハタチの記念に買ってもらったダイヤのピアスを片方無くしてから落胆していたのだけれど、そうだ、リフォームという手がある!と一応持って散歩に出た。

そしたら、都城と言えばな神社、神柱宮(かんばしらぐう)へのお参りを終えてスグ、昔ながらの貴金属店が現れるという奇跡。

ペンダントへのリフォームを決め、「トレッキングが趣味で」とか「これまでに4人出て行けと言って帰したうちのひとりはヤ◯ザでね

もっとみる

54 挨拶が救うもの



入社MTG行くのもGoogleマップを使うくらい土地勘がないため、まずは歩いて情報を集めている。こんな挙動不審であろう30代にも「こんにちはぁ!」と元気に言ってくれる小学生に、じんわりくる夕暮れ。

この「挨拶文化」は、宮崎が誇るべき文化だと思っている。

仕事で地方に住むのは小田原と岡山で経験してるんだけど、やっぱり最初は孤独なわけですよ。そこに来ての、"知らない子どもからの挨拶"っ

もっとみる