悲しくなかったのに

自分ではまったく悲しいことと思っていなかったのに悲しくさせられることがたまにあります。

散歩が好きで、この前は海を散歩していました。
すると友人から電話がかかってきて、今なにしてるかと問われました。
「海を散歩しよるよ。」
そう言った僕に対する友の反応は、
「え、ごめんじゃあ誰かとおるんや」
いいえ、1人です。
「いや、1人やけど。」
僕は何の気なしにそう返しました。
するとこう言い放ったのです。
「1人で海?え、寂しくない?」
それまでまったく寂しいとは思っておらず、むしろのほほんと楽しんでまでいた僕に疑問が溢れ出てきました。
1人で海が寂しい?
そうなのか?
海限定で1人が寂しいのか?
それともそもそも1人で歩いてるのが寂しいのか?
そんなことで頭がぐるぐるしつつ、寂しくはないと伝えると
「あ、なんかごめんね」
なんじゃそりゃ。
謝られると寂しくなかったのに寂しくなってきました。

そんな、悲しいことと思っていないのに悲しくさせられたときはモヤモヤが止まりません。
モヤッと、そうさせられたので脳内でビンタぐらいはしてやります。
これは俺の分!(パチンッ)

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