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2019年におけるMacでDVD焼くのはCompressorしかないのではないか問題2019

2019年3月。甥っ子が中学を卒業することになり、所属していたサッカー部の懇親会で流す用の映像を作成してDVDで渡すことになった。写真を音楽にあわせて流す的なスライドショーのアレだ。

小学校を卒業するときにも作ったので3年ぶりの映像制作だ。今回は画質的・構図的にもめっちゃいい写真が揃っていて、さらにはサッカーをプレイ中の動画もあったので素材には困ることなく作成を進めた。

ツールについて

今回お話したいのは、Macで映像を作成する上でのツールについてだ。以下にAppleとAdobeという2大お世話になるソフトを列挙してみた。

動画編集ツール

・iMovie
・Final Cut Pro
・Adobe Premiere

映像加工ツール

・After Effects
・Motion

オーサリングツール

・Encore
・iDVD
・Compress

今回使ったツールとその選定理由についてまとめてみた。

iMovie

https://www.apple.com/jp/imovie/

今回メインで使ったのは「iMovie」。トランジションがシンプルにはなるが、写真の切替時のエフェクトを過剰な演出にしたくないという考えなので、これで十分だと思っている。

3年前に映像制作するタイミングで「Final Cut Pro」と「Adobe Premiere」を試していて、その上で出した結果である。

Final Cut Pro もiMovie同様Apple製なので、写真やGarageBandなどとの親和性が高いのが売りかと思うが、3年前のその当時は 旧Final Cut Proからガラッと変わって「プロユースでなくなった」とか「全般的にダメポ」とか「iMovieと変わらなくね?」などいろいろぼろくそに言われていた時期であったが、今はだいぶいい感じになってきたようである。いつか使う時が来れば使ってみたい。

Premiereは、まあPremiereだよね。(専門学校の頃は Premiere x After Effects 使ってました)今回の映像制作ではPhotoshop使わずに済んだしまあいっかなと。

Motion

https://www.apple.com/jp/final-cut-pro/motion/

いわゆる After Effects です。ただし今回はそんな凝った演出とかはしなかったため使わず、でした。

Compressor

https://www.apple.com/jp/final-cut-pro/compressor/

で、2019年における映像の出力形式における問題。だいたいYoutubeやらVimeoなんやらそういうネット上に公開する前提のものが非常に多い。DVDに焼くとか、前時代的だよね、ロストテクノロジー乙。な感じがすごくある。

3年前のときにはiDVDを無理やりインストールして使っていましたが、画質の低下が許容できないレベルで残念な感じに。また、AdobeのEncoreもEncore CS6で止まっており、CSしか使ってない人はインストールができなさそうな状況に。

無料で使える、と各所で紹介されていたBurnもすでに更新が止まっているっぽく、DVD焼くってどうすれば、な状況でした。

答えは図書館にあった

そんな中、図書館に行く機会があり、ふとiMovieで動画を作ろう的な本を見かけたのでDVDに焼くのどう紹介されてるかな、と思い本の後ろの方をパラパラと見ていたら、有料ツールだったらCompressorでできるよ、との記載が。

自分の中でのCompressorの認識はエンコーディングをするためのツールという感じだったので、まさかDVDが焼けるとは!という目からうろこでした。

Compressorの性能

そういうわけで家に帰って6,000円でCompressorを購入して無事にDVDを焼くことができました。

画質はざっくりいうと良いです。iDVDで焼いたときのような画質の劣化もなく満足です。

DVDのメニューについては、まあこんなもんじゃないでしょうか。シンプルに最低限のものだけ用意してくれているのでまあいいかなと。ボーナストラックとかスペシャルコンテンツとかをメニューに仕込みたい場合には何かしらの対応が必要そうでした。

ということで

iMovie x Motion x Compressor の映像制作環境が整いました。


甥っ子、中学卒業おめでとう!

AirPodsプレゼントしました。


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