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Stripe Payment Links が真に破壊するのはECではなく小売ではないか、という考察

みんな大好きStripeから破壊力のある機能がリリースされました。それがStripe Payment Links です。

何ができるの?

・Web サイトがなくてもオンラインでカード払いの受付が可能に
・コーディングは不要。数回クリックするだけで、支払いページが完成
・できあがった支払いページのURLを顧客に連絡して決済手続きに

Twitterでもその手軽さなどから話題になっています。

https://twitter.com/search?q=stripe%20payment%20links&src=typeahead_click

上にあげた特徴以外にもクーポンコードが使える、配送先、請求先住所が登録できる、サブスクにも対応しているなどがあります。毎月定期的にお届けします的なサービスにも使えそうですね。

色々と話題は掘り下げられそうなのですが、今回はECと小売にどういった影響を与えるか考えてみたいと思います。

ECサイトは不要に

今までオンラインでものを売る場合にはBASEやShopifyなどでネットショップを開業する、あるいは自前でECサイトを構築してそこに決済代行サービスを組み込むのが多くの流れでした。

いずれの方法を取るにしても個人で1,2点の商品をサクッと売ってみたい場合だったり、仲間内にだけ売りたい場合だったりには最初のセットアップのハードルが高く、なかなか手が出しにくい部分もあったかと思います。

その点 Stripe Payment Links はURLを生成してSNSでリンクを伝えるだけでものを売ることができるようになってしまいます。

物を売りたい、というのが目的であって、ECサイトを立ち上げたい、というのは手段である人にとって非常に効果的なツールになると思います。

BASEやShopifyなどのサービスはそれぞれ特徴や強みがあるので、Stripe Payment Links で事足りる人、ECサイトでブランディングしていきたい人で棲み分けがなされていきそうです。

小売店からレジやPOSが不要になる時代

ECサイトに対する影響についてはTwitterでも話題にしている人が多いですが、Stripe Payment Links が真に破壊するのは小売ではないかと考えています。

Stripe Payment Links を使えばURLが生成できるので、テイクアウトのお店やカフェなどのメニューにQRコードを載せておいてそこから注文・決済してもらうといった利用方法も可能になってきます。

レジやPOSシステムすらもいらない世界を構築していくことができるようになります。Stripeも Stripe Terminal というPOS システムを持っています(日本には未導入)が、これすらも駆逐する可能性が考えられます。

コミケやデザフェスといった普段小売業をしていない人が数日間商品を売りたいような場合、催事や期間限定ショップをオープンする場合などにも力を発揮しそうです。

Apple Storeでは店員が持っているiPhoneがレジ代わりになっていますが、それと同じようなことがリンク一つで実現できるようになってしまうのです。

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