おはようございます！今日は夏のような天気ですね・・・最近は毎年思いますが、いきなり暑くなりますよね～暑いのは結構、苦手なので、なれるまで大変ですね。とはいえ今日はそこまで湿度が高くないので、さわやかではありますが、水分補給、しっかりしていきましょう。娘はとっても元気に保育園に行きました。今日は潮干狩りに行くらしい。楽しそうですね。さてさて本日は「業界ネタ～自民党創薬力強化PTが骨太へ提言案」です。

自民党創薬力強化PTの提案

昨日の製薬業界関連のニュースから。以下、要約です。自民党社会保障制度調査会の「創薬力の強化育成に関するプロジェクトチーム」は、創薬力強化のための提言をまとめ、政府の支援を強調しました。提言案では、国家戦略を策定し、政府が一丸となって創薬力の強化をサポートするべきと述べています。内閣府健康・医療戦略事務局が司令塔機能を担い、法的位置づけを含めた検討が必要だと要求しました。具体的な施策としては、製薬企業が新規モダリティの分野に投資し、創薬力の持続的な発展を目指す国家戦略の策定や支援を行うことが挙げられています。また、創薬に関する専門知識を有する委員会を組織し、連携して国家戦略の実行を行うことも提案されました。この提言は、政府内での分散した対応ではなく、組織的かつ調和の取れた取り組みが必要であると強調されています。さらに、創薬力の強化に向けた施策として、創薬エコシステムの育成支援や治験環境の整備、医療情報の利活用推進、薬価制度の構築なども提案されています。創薬力の強化は日本の医薬品産業の国際競争力を高め、経済に貢献する基幹産業になることを目指しています。

どこまで実現するのか、要注目！

例の有識者検討会でまとめられている話とかなり一致しているので、少なくとも自民党の中では医薬品産業の問題点は議論されるようになったと言うことですね。このこと自体は非常にいいことだなと思いました。ただこれまでの経緯として、社会保障費の自然増分を薬価改定で抑制してきていることを考えると、財源をどこから持ってくるのかという問題は間違いなく出てくるでしょうね。ただでさえ国民負担率が日本で大きくなってきていることが問題にもなっているので、何かを削らないといけないわけですよね。今後の議論、要注目だと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか？いよいよ山場になってきている気がします。業界にとっては、重要な局面になりそうですね。やっぱりこういう話を聞くと国民皆保険自体がそもそも無理がある制度なのかもしれないですね。一律3割とか、高額療養費制度とか、お金がない人にとても優しい制度設計になっていますし、そろそろ制度疲労を起こしている気もしました。その辺の設計から考える時期なのかもしれないですね。ではでは、また！