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#357 業界ネタ~患者にわかりやすい治験情報の届け方

おはようございます!本日もよろしくお願いします。昨日も朝からバタバタで、更新できずに失礼しました。今週はアメリカは感謝祭なので、今日くらいまでが締め切りになっているプロジェクトが多いですね。私のクライアントさんも本日が納品の締め切りです。だいたいまとまってきたので、夕方には納品できそうです。いよいよ師走が近づいてきましたね。今年は色々とありましたが、新しいチャレンジも始められたので、よかったな~みなさんもそろそろ今年の振り返りしてみてはいかがでしょうか?さてさて本日は「業界ネタ~患者にわかりやすい治験情報の届け方」です。

臨床試験の情報格差・・・

最近、よく耳にする「患者・市民参画(Patient and Public Involvement=PPI)」に関するAZさんの取り組みが記事になっていたので、紹介します。以下、記事の一部から引用です。イベントのテーマとなった「臨床試験の情報格差」をめぐっては、臨床試験関連のITサービスを提供するスタートアップBuzzreachと協力して、アストラゼネカが国内で行う臨床試験の情報を検索できる患者向けサイト「Search My Trial for AstraZeneca」を今年2月にオープン。疾患領域、実施エリア、年齢、性別などを指定して検索することができ、参加できる治験がなかった場合も、キーワードと患者自身の情報を登録しておくと将来的に関連する治験が公開された段階で通知を受けとることができます。

わかりやすいUIは重要だが・・・

なるほどなと思いました。基本的に公の治験関連のデータベースって本当に見にくいんですよね。臨床開発を仕事にしている私でも見にくいので、患者さんからしたら、もはや呪文でしょうね。それをもっとユーザーフレンドリーなUIにしてみたんですね。確かにちょっと見てみましたけど、見やすいのは間違いないですね。ただ、こういうサイトを企業ごとにばらばらと作っていくと患者さんにとっては、それはそれで手間になりますよね。今後は起業ごとではなくて、一括でこういうポータルサイトができるといいなと思いました。あとAI問診とかのアプリとの連携もできたら、きっといいんだろうなと。もっと治験情報が身近なものになるといいなと思いました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?そもそも製薬業界は参入障壁が高い業界なので、内向きな活動が多いなと思っていましたが、こういう活動で少しでも一般の方に情報を届けようという動きが出てきて、本当に良い傾向だなと思いました。今後はもっと業界の活動が開かれていくといいだろうなと思いました。現在、話題になっている医薬品の供給不足とか薬価の問題もまずは開かれた業界であることが皆さんからの支援・応援につながるんだろうとも思います。もっと皆さんに業界を知ってもらう機会が必要だなと思いました。ではでは、また!


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