見出し画像

#388 業界ネタ~日本の医療制度や開発環境がEBP側に認知されていない

おはようございます!今日はようやく気温も元に戻りそうな感じですね。良かった。しかし、あっという間に1ヵ月経ちましたね。本当にあっという間だったな。目標も決まり、今年1年、しっかり頑張ろうと気合いが入ってきました。あと自宅のPCを入れ替えることにして、テンションが上がってます!データサイエンスでPCを使うことが多くなって、やっぱり新しいのがいいなと思っていたところだったので、非常に嬉しい。来週には発注してしまおうと思っています。さてさて本日は「業界ネタ~日本の医療制度や開発環境がEBP側に認知されていない」です。

情報発信が足りていない・・・

今日は業界ネタでラグロス関連。以下、記事からの引用です。セミナーでは国立がん研究センター中央病院の山本昇副院長/先端医療科・科長が米国のEBPを自ら訪問した際の体験談を交えて講演した。山本氏は、「東海岸はアジアに渋いって言われており、ボストンエリアは結構ハードル高いと感じた」と振り返る一方で、「学会で会ったことがあるなど、顔馴染みの関係があれば比較的ネットワークに入りやすい」との認識を示した。また、EBP側のニーズとして、「日本の対象患者がイメージできていない」と指摘。山本氏はまた、日本の医療制度や開発環境がEBP側に十分知られていないと指摘。特に患者数(遺伝多型等)の詳細な情報や、申請プロセス、開発コスト、タイムライン、オーファン申請、治験国内管理(ICCC)による開発支援などの情報をもっと伝えてあげる必要があるとした。

チャネルを選び、情報を届ける

なるほどなと思いました。この辺の日本の情報をしっかりと新興バイオ企業に伝えていくことが重要なんだなと。もちろん我々、コンサル企業もしっかり力を入れていく必要があると思いますし、PMDAもワシントンにオフィスを構えるということなので、その辺でもしっかりアピールしていかないといけないように思いました。結局、日本での開発を考えようとして、誰に相談して良いのかわからないということになっているのかもしれないなと。そこにちゃんとリーチ出来るようにやり方を考えていかないといけないなと思いました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?何となくラグロス問題の解像度が上がってきたような気がしています。そもそも薬価制度が原因とか、日本人P1のせいだとか言う話が中心でしたけど、案外、日本での開発環境を知ってもらうことが本質なのかもしれないですね。そうなってくるとやれることは結構、ありそうな気がしています。しっかり、この辺に貢献できるように活動していこうと思います。まだまだやるべき事はありそうだなと思って気合いが入った記事でした。ではでは、また!


この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?