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英単語暗記は高い頻度で「思い出す」に負荷をかける

英単語暗記でいろいろと工夫していますが、なかなか覚えられない単語に対してやっている、紙に何度も小テストをして覚える方法を整理してみました。

まず、英単語集のシャドーイングをしたり、何度も見たりする方法で覚えられなかった単語だけを、上のイメージのようにA4の紙の裏に縦に並べます。(A4でなくてもいいです。)

1回めの英→日の小テスト

次に、縦に並んだ英単語に対して、その右側に日本語訳を思い出して書きます。英→日の小テストです。3秒で思い出せなかったらすぐに英単語集を見て答えを写します。

これが、英→日の小テストが終わったところです。

1回めの日→英の小テスト

それから今度は紙の左端を谷折りして英語の部分が隠れるようにし、日本語訳だけにします。

そうすると、日→英の小テストができるようになります。先程と同様に、日本語訳を見て、右側に英単語を思い出して書きます。3秒で思い出せなかったら答えをみて写します。

こちらが、日→英の小テストが終わったところです。

2回めの英→日の小テスト

先程と同様に、今度は日本語訳が隠れるように紙の左端を折って、

2回めの英→日の小テストをまたやってみます。

英→日の小テストが終わったところです。

2回めの日→英の小テスト

また、英語の部分が隠れるように紙の左端を折って、

日→英の小テストを実施。

日→英の小テストが終わったところ。

この方法のメリットは、英→日、日→英の『思い出す』小テストを簡単に、確実に実施できる点だと思っています。

「覚えているか?覚えていないか?」の小テストは答えの部分を赤シートで隠したり、紙で隠したりして、自分でチェックしたりする方法でもできるとは思いますが、あの方法は思い出せていないのに答えを見てしまったりして、本当に覚えているかのチェックがあいまいになってしまいます。

しかし、このやり方だと、思い出して書かないといけないので、思い出せなかった単語が明確になります。

また、今回の例では、2回めの日→英の小テストまでしかできませんでしたが、字を小さく書けば、1枚の紙で3回、4回と小テストを実施することができます。

加えて、英→日、日→英の小テストで、両方正解した単語、つまり『覚えたな』と思われる単語は黒く塗りつぶすなどして、次の小テストではやりません。

覚えた単語を小テストする必要はないからです。



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