見出し画像

11/14 出口戦略セミナーを開催しました!

 11月14日に「出口戦略セミナー」を盛岡市内で開催しました。
今回は、リアル/オンラインの併用で、計40名の地域おこし協力隊や、協力隊をサポートしている団体関係者に参加していただきました。

当日のプログラムはコチラ☟
●任期終了後に向けての講座
  ●先輩協力隊員による事例紹介
起業:櫻井 陽氏(元一関市地域おこし協力隊)
櫻井さんの紹介  
     https://note.com/iwate_local_vcn/n/n5b0e69491d7e
就農:山口 光司氏(元野田村地域おこし協力隊)
     山口さんの紹介
     https://www.facebook.com/profile.php?id=100006526957290
   ●キャリアプラン作成講座
講師:手塚 さや香氏(元釜援隊)
     手塚さんの紹介
      https://note.com/iwate_local_vcn/n/n7671c90ae5d0

 まずは「任期終了後にむけて」をテーマに、当ネットワーク代表理事の高野がレクチャー。まさにコロナ禍が始まった2020年3月に葛巻町協力隊の任期を終え起業した自身の体験も交えて、柔軟に計画を見直してくことの重要性を強調。
 また、”出口戦略”ありきではなく、地域おこし協力隊として地域のために活動することでさまざまなつながりが生まれ、おのずと出口につながっていく、とのアドバイスもありました。

櫻井さん事例紹介


 続いて、一関市協力隊の任期終了後に起業した櫻井さんから、協力隊任期3年間の活動や起業に至った道のりを紹介。
▼協力隊の業務とは別に、さまざまなイベントを企画し、異業種で働く地域の同世代などとのつながりを増やしていったこと
▼任期終了直後はまだ方向性が明確になっておらず、農家や地元企業、カフェの手伝いをしながら、全国で活動するさまざまな人たちに会いに行ったこと
▼視察などの機会を利用して“ロールモデル”となる人たちと出会い、彼らからヒントをもらい、自身の起業につながったこと
ーーなどについてお話してくれました。

山口さん事例紹介

 続いて、元野田村協力隊で山ぶどう生産者として就農した山口さんから就農までの取り組みと現在のなりわいについてレクチャー。
 現在は、メインとなる山ぶどう生産者として1.8haの農地を経営しているほか、▼養豚▼塩づくりのための薪割▼漁業ーーでアルバイトをしながら、“複業”で生活。「地域の一次産業の担い手不足という深刻な課題の解決のために、自分自身が生産者として貢献できていることがうれしい」と話していました。
 自身も検討したという「雇用就農」「独立就農」それぞれのメリットデメリットや、安定的な農業経営の課題などについても、さまざまな資料を交えて紹介していただきました。

キャリアデザインセミナー

 最後に「キャリアデザインセミナー」と題して、キャリアコンサルタントの手塚さんがレクチャーとワークショップを開催。
人生100年時代と言われる昨今、“キャリア”だけでなく“ライフキャリア”全体を考えてみましょう、というメッセージをお伝えした後、10-15年後にありたい姿や、そのために必要なこと、自身がこれまで築いてきた”キャリア資本”について考えてもらいました。

終了後、参加者同士の交流会を開催。
対話型のワークショップの後だったためか、場もあたたまっていて、とてもなごやかな雰囲気で話が弾んでいました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?