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【わたしと岩手の研究所2021】活動レポート

一般社団法人いわて圏は、2019年から岩手県県南広域振興局が主体となって始まった「関係人口プログラム」である「わたしと岩手の研究所2021」の運営をさせていただきました。

詳細はこちら↓↓

6月の説明会から始まり、12月の最終シェア会をもって今年度のプログラムが終了しました!

この活動レポートでは、「実際にどんな活動をしたのか?」を紹介します!


わたしと岩手の研究所2021の7か月間の活動をぎゅっとまとめるとこんな感じです!

6月:オリエンテーション
7月~11月:各ゼミ毎の活動
12月:最終シェア会

6月:オリエンテーション

初回のオリエンテーションでは、今回の関わり先となるゲスト講師の方と参加学生さんとの自己紹介、ゼミの説明を行いました!

今回は、
①金山棚田playfarm(一関市) 櫻井さん
②ゲストハウスmeinn(花巻市) 福田さん
③西和賀町教育委員会(西和賀町) 佐藤さん

の三名をゲスト講師としてお招きしました!

大学生のプログラム参加理由は?

"大学からのメールで参加募集を見て参加しました。以前学内アルバイトで東北の手仕事に関する取材をしたことがきっかけで東北や地方・地域の取り組みに興味を持っており、それらに対して自分の中での理解を深めるために参加しました。"

"昨年度も参加し、岩手に関わり続けたいと思ったからです。また、新型コロナウイルスの影響で大学での学びが制限された中で、自分で出来ることを見つけていこうと思ったからです。"

などなど、岩手や地域活性化に興味のある、熱意のある3大学・17名の大学生が参加してくれました~!
また、「岩手県出身だから」「面白そうだったから」といったプログラムに親近感・魅力を感じてくれた方も多数いらっしゃいました!

7月~11月:各ゼミ毎の活動

6月のオリエンテーションの後参加希望ゼミアンケートを行い、①~③の中から参加するゼミが決定しました。
オンライン・オフラインの活動を通して、岩手県南地域の地域づくりにゼミ毎に取り組みました!

各ゼミ毎の活動をご紹介しますね。
また、参加学生の感想インタビューは別の記事にまとめていますので、是非こちらもご覧ください!


①金山棚田playfarm(一関市)ゼミ

金山棚田playfarmゼミには5人の大学生が参加しました!
学生の参加理由を紹介します!

"自由度が高くて様々な想像が膨らんだ為、また代表の櫻井さんが個人でデザインを行っていることを知り、ぜひお話を聞いてみたいと思った為"
"農業関連に興味があったため。"
"自然と関わりたかったから。"

などなど、代表の櫻井さんに興味を持ったり、金山棚田の特性に惹かれた大学生が多数でした!

「どんな活動したの??」
金山棚田ゼミは、任意参加の活動も含めて全4回活動しました!

1回目(オンライン)
 自己紹介、櫻井さんへの質疑応答
2回目(オンライン)
 オンラインFW、金山棚田を発展させるアイデアのブレスト会
3回目(オフライン・任意)
 金山棚田の稲刈りイベントに参加!
4回目(オフライン)
 金山棚田にてデイキャンプ、2回目で出たアイデアの実験

金山棚田playfarmゼミでは、playfarmをもっと楽しい場所にするためのアイデアをみんなで出し合いました。
最初はただ「楽しそうだから」といったアイデアが多かったですが、現地でのデイキャンプを実行したことで、「実現可能か」という視点が加わり、より「何ができるか」が明確になったゼミ活動になりました!

「来年は金山棚田のオーナー制度を利用して、通年イベントに参加したい」と意気込むファンも誕生しました!


②ゲストハウスmeinn(花巻市)ゼミ

ゲストハウスmeinnゼミには、7人の大学生が参加!

参加理由は、

"もともと大学に入学する際に地域の観光や食などに関する課題解決に携わりたいと思っていたからです。今まで宿泊したことがないゲストハウスやその周辺地域との関係性を知りたいと思ったからです。"

大学での専攻領域に近いゼミを選んでくれた方がいました!
また、

”ゲストハウスの周囲環境をみてそれをマップにするというのが楽しそうだと感じた。”
”地域の魅力を見つけ出したり、地域資源の活用に興味があったから。”

のように、ゼミ活動に興味を持ってくれた学生も。

「どんな活動したの??」
ゲストハウスmeinnゼミは、全3回活動しました!

1回目(オンライン)
 自己紹介、福田さんへの質疑応答、自分の得意なことシェア
2回目(オンライン)
 記事の書き方、FWで回りたいスポットの調査
3回目(オフライン・前後半2組で実施)
 ゲストハウスmeinnや花巻市周辺のFWとまちあるきマップ作成

ゲストハウスmeinnゼミの活動内容は他のゼミとは異なり、福田さんからオーダーがあり、
「まち・つなぐ・やど」がコンセプトであるmeinnに置くまちあるきマップを作成する!
というものでした。花巻の有名な観光スポットから、地元の人しか知らないマイナーな名所まで、2泊3日間の滞在の中で花巻の魅力を発見してくれたようです!
女子が多いゼミで、活動を通して''映え''や、「自分が楽しいと思うか」といった自分と等身大目線での活動を意識していました。
「インスタに載せるような軽さで!」とオーダーがあったものの、友達に紹介するために、「どう伝えるか?」を考えながらの活動になりました。

今回の活動だけではく、自分がライターとなって魅力を伝える力は、どのフィールドでも養えるもの。是非他の地域でも活動して、魅力発信スキルをつけてほしいです!


③西和賀町教育委員会(西和賀町)ゼミ

西和賀町教育委員会ゼミには5人の大学生が参加!
参加理由を紹介します。

"大学では地域創生学類に所属しており、まちづくりに関わる分野に広く興味を持っています。少子化問題から派生する様々な社会問題について学んでみたいと思い、西和賀高校魅力化ゼミを選びました。"
"私の出身地である秋田県にも同様の課題を抱えている学校が多くあるので、少しでも力になりたいと思い、今回このゼミを選びました。"

深刻な少子化問題を抱える西和賀町の問題に興味を持ち、課題解決のために参加してくれた学生がいました!

"今まで西和賀町と関わったことがなかったため、知りたいと思ったから。"
"もともと、教育関係の課題に興味があったから。また、西和賀町について何も知らなかったため、これを機に町についても理解を深められると良いと感じたから。"

西和賀町は、岩手県民でも訪れる人が少ないイメージがあります。県内の中でも知られていないフィールドに興味を持ってくれた方もいました。

「どんな活動したの??」
西和賀町教育委員会ゼミは、全3回活動しました!

1回目(オンライン)
 自己紹介、佐藤さんへの質疑応答
2回目(オンライン)
 オンラインFW・山村留学等を実施している高校の概要調査共有・西和賀高校への提案内容やアプローチの仕方を検討
3回目(オンライン)
 2回目で実施した調査内容を「調査報告・提言書」にまとめ、佐藤さんにプレゼン・佐藤さんよりFB

西和賀町教育委員会ゼミは、他のゼミと異なりオンラインのみの活動になりました。その中でも、ゲスト講師の方とディスカッションしたり、資料を作成したりと実践的なゼミ活動になりました。教育委員会の方と実際に活動するという機会はほとんどないのではないでしょうか?
「真面目に、真摯に町と向き合う。」佐藤さんの姿を伺うことができたゼミになりました。

少子高齢化は岩手県内どの地域でも課題となっていると言えると思います。県内でも課題先進地域となっている地域と関わる貴重な機会となったと思います。


12月:最終シェア会

最後の活動となった最終シェア会では、各ゼミの活動を他ゼミの参加者にシェアし合いました!

同じ岩手県南をフィールドにしていても、ゼミの活動内容や雰囲気は様々。地域づくりも同様に、手段・目的は様々ですね。

シェア会の最後に、学生さんから「感想・気づき・今後の岩手との関わり」について共有しました。前向きに岩手との関わりを話してくれて、運営としてもうれしい限りです!

参加した学生さんの感想は、是非こちらのnoteをご覧ください!





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