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ここ最近体験した心理状況。洗脳されちゃってました。

とある法人に居るスタッフからの相談で、奴隷のように労働力を搾取される人がいる。

彼と久しぶりにあった時、彼は涙をこぼした。

「(夜)2時には寝たい。」

「刑務所にいたときのほうが楽だった。」

「2週間に一度しか家に帰れない。」

日々が辛く、小さなミスをする度に先輩に怒鳴られて叱責されるという。

こちらとしては、

「抜けたくなったらいつでも相談にのる。」

と言ってあるが、本人からの要請は無い。

その法人の代表は、心理的洗脳がことのほかうまく、

取り込んだ人たちに外部の情報を与えず、正常な判断能力を奪っていく。

私のことに対してもあまりいいことは言わない。

さて、これは、刑務所の体質にも似ている。

拘置所にいた時、昼のラジオニュースは検閲にあい、近くの管轄で起きた事件の裁判に関する放送はされなかった。

また、刑務所の処遇も「社会からの隔離」が原則となっている。

【外部交通の制限】

面会時間、信書の発信回数、電話(電話は使用例がまずない)。

差し入れ図書の冊数制限。だいたい、実務的に刑務官の「査閲?検査?検閲」仕事が追いつかないから制限されているそうだが、そもそも制限根拠があることがおかしい。

そして、「刑務官」に対しては服従することを強制される。

管理者と被管理者、という状態。

刑務所の付近に住む人が、

「刑務所の壁が壊れたら受刑者が逃げ出すことがありそうで怖い。」

ということがあるが、実際には逃げない。

大半の受刑者が戻っってくる。

関東大震災で、関東一円の刑務所に大きな被害が出たとき、最も深刻だったのが、横浜刑務所。

「日本行刑史散策」(小野義秀著、矯正協会)によると、震災発生当日、横浜刑務所には1131人の受刑者がいた。うち48人が死亡、50人が重傷(のちに10人が死亡)。職員も3人が死亡、21人が重軽傷をった。

建物は壊滅状態に。その日の夜には周辺から広がってきた炎で、敷地は火の海となった。逃げる場所がなくなったため、24時間以内に戻ってくるように指示して、受刑者を解放した。

この措置は、当時の監獄法に基づくもの。同法22条は「天災事変に際し刑事施設内において避難の手段なしと認むるとき」、緊急避難措置として受刑者の解放を認めていた。

24時間以内に戻ってきた受刑者は565人。名古屋刑務所に移送されるなどしました。遅れて帰ってきたケースも多かったようだが、戻らなかった受刑者は逃走扱いに。

監獄法に代わって「刑事施設・受刑者処遇法」が2006年に施行された。明治から100年近く続いた法が抜本的に改められたが、「解放」は引き続き認められている。

インドネシアでも同様に受刑者が戻ってくる話があるが、美談ではなく、今後の不利益を恐れての判断で皆が戻ってくるのではと思う。

逃げることが服役を長引かせる故、戻ってくるのが当たり前。

自分がいた刑務所には無期懲役が半数いたので、

「逃げ切る。」という人もいた。無敵である(笑)。

話を戻す。

洗脳された人について。

刑務所も、自衛隊も、大して変わらない組織構造で洗脳する。

軍隊式に、相手の思考を無効化し、併合させる。

団結しないよう、横の繋がりも不仲を煽り、分断していく。

ここ数日、自分もそういった問題にあたり、ちょっと疲労気味。

自分自身が洗脳被害にあっている、と気がついた。

まあ、洗脳も教育も似たようなものだが、

ついつい、自分の意志に反する「妥協」を選んだのだ。

で、意志に反することだから、自分としての防衛として、

「そこに自分の意志はない、ただ事を荒立てないように併合するだけ。」

となる。

コントローラー(管理者)の言いなりになっている。

刑務所では反抗ばかりしていて、その洗脳下に収まらなかったと自認している自分が、今回、なぜ洗脳されること起きたのか、振り返っている。

コントローラーの成功要素として、喜怒哀楽の感情に訴えてくる。

気に入らないことには怒り、自分の利益になることには喜ぶ。

こういった価値観を被管理者に浸透させていく。

多くのDVの加害者も同じことを行う。

刑務官には耐性があったのに、なぜ自分が相手のコントロールに従ったか。

大枠で考えると、刑務官に対するよりも、今回はその人に対しての愛着が形成されていたから。

まあ、同じドキドキを体験したあとの同調(吊り橋効果)や、相手に併合して自律する(ストックホルム症候群)もあると思う。
習慣自体も愛着であり、変化を嫌う。

このパターン、もう繰り返さないためにも、しばらく楽しんで見るつもり。

執着や未完了を残すと繰り返すからね。

さておき、

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印刷代5万円ほどかかるので、仕事量増やしていきます。

マーケットの修正として、日本語版も作成しようと思う。

今月はタイでマッサージの腕を磨いてきました。

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iwazakifuusui@gmaill.com

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