見出し画像

久しぶりに川崎で交流会。


流行りの話から、
「音柱に似てると言われる。」


と言ったら、周りに映画のみで感動した人しかおらず、映画の中のキャラでは猗窩座(あかざ)に似ていると言うことで落ち着きました(↑▽↑)


陽の光が嫌いなところと身体に模様入っているところと仲間に誘うところとかが共通点か。

ちなみに、この映画は見る予定ありませぬ。
今一番見たい映画は「淀川アジール」。
http://www.nanagei.com/mv/mv_n1509.html



あと、正月休みに動画配信でアニメ「パプリカ」と「フック」を見る。

この「パプリカ」は子供と一部の大人に聴かせたら踊り出す歌、

ではない。
人の夢の中に入って行くお話しらしい。


夢の中を追体験することは現実でできる。夢のワークで見る夢の中は、どこをとってもその人の全部を現している。希望、楽しみ、悲しみ、怒り、ビビり、ひがみなど、本人の見えなかった感情が別角度から見ることで顕在化する過程は楽しい。
アニメの中であっても、その内側の部位の表現と夢の扱い方が興味をひくので「あとで見る」。

「HOOK」はピーターパンに出てくるワニに片手を食べられた海賊船の船長の名前。その映画。無くなった手の代替に鉤手(フック)を持っている。


フック船長は、時計の音で反射連鎖を起こす。
手首を食べたワニは、時計を飲み込んでるいから時計の音がする。
フック船長は①時計の音を聞く(トリガー)と②ワニが来たと感じて③「怯えながら」④時計を攻撃して⑤破壊する。
時計の音が聞こえる→ワニがいる→また食べられる
という恐怖があり、①に留まることが出来ない。時計にワニの影を見て、同一のものとして認識している部分がある。
背側迷走神経の強い活性化のため過覚醒で強い怒りの状態になり、客体(幻影)の「時計」を攻撃する。その後は衝撃から体を守ろうとブレーキの役割を果たす副交感神経がきつく入りカラに閉じこもる「うつ状態」になる。
こうなると途端に元気(ウェルネス)が失われ、恒常的に体を支えているのものが大変な状態になってしまう。そういう「非常事態」から本人が脱出したいと望むなら、徐々になだらかな方向に神経を持っていけば良い。

交感神経が過剰に働いているときの特徴は、冷や汗、眠れない、不安やパニック、躁状態で思考が駆け巡ったり、激しい怒りを爆発させたりする。
副交感神経系が過剰に活性化しているときには、鬱状態で極度の疲労、無感覚、消化不良などが起こる。心拍、血圧、体温も低くなり、免疫も下がって風邪を引きやすくなる。
同時に活性化することもある。フック船長は時計を壊したあと毛布にくるまって歯の根が合わない震え方をする。
この場合、アクセルとブレーキを一緒に踏み込んでいるような状態になる。そのため、鬱(低覚醒)なのに不安(高覚醒)になったり、筋肉に力が入らず立てない一方、どこか一部がひどく強張ってしまうとか相反する症状を繰り返し呈するようになる。

命に関わる「災害」的なストレスを受けた場合、生き延びるための手段としては、「戦う、逃げる、凍りつく、服従する、助けを求める」というものが挙げられる。

フック船長はこの「戦う、逃げる、凍りつく、服従する、助けを求める」という部分が断片化されて存在しているようだ。
そういう人は親密な関係の中にあって自分の立場が危うくなると「戦う」パーツが激しく暴走し、対等な関係性を築くことができず、上下関係を作ったり、相手を支配したりすることで、その場を制しようとする。
先生と呼ばれる職業の人や慈善な理念の法人の代表に多い

ではどうするか。
こういうとんがった部分は統合することで丸くなる。

神経系を呼び起こし統合へ向かうエクササイズをご紹介。

まずは、温度調整機能。神経系にサーモスタットの機能があると、興奮や緊張の後、落ちついて活力を取り戻すことができる。精神的にも身体的にもブレが少なくなり、穏やかで元気な状態でいることができます。

一人でできる「リラックスモード」からやっていきます。これは簡単で、腎臓のあたりに手を当てるだけです。腎臓は背中側あばらの下あたりに、左右対称についています。暫くこの動作(腎臓のあたりに手を当てる)をやってみて少し落ちついたなという感じがしてきたら、それは自己調整がうまくいっている証拠です。最初は右手で右の腎臓を温める順手、おおよそ2分程で右手で左の腎臓を温める逆手でします。
左右を入れ替えることで神経の調律が進みます。
これは誰でもどこでも手軽にできるのでよくカウンセリングの時間にやります。

次は、つながりモードの腹側迷走神経を刺激します。船が港に出入りするときの汽船の音をイメージします。
「ボォー」「ブゥー」「ヴァー」、それぞれに焦点化する神経部位が違うと習ったのだけど、私はあまり気にしない(音痴)。その人の状態を見てその人の楽なものならどれでも結構。その音をまねて大きい声を出せば、これで咽頭を通っている腹側迷走神経を刺激できる。

次は、口呼吸で腹側を刺激したいので、口で「フゥーッ」と長く息を吐いてみます。
このときはハタヨガの気道を狭めるウジャイの呼気を意識する。それを使うことにより腹側を刺激してくれます。

そして次には、顔ヨガ。
ここからは施設でヨガ講師をする時のエクササイズ。
顔のパーツの全部を内側(顔の中心)に集めるような、“ぎゅっ”とした感じの顔をする。酸っぱい梅干しやレモンを食べたときのイメージです(このイメージは唾液腺も刺激する)。
笑うだけでも腹側迷走神経を刺激できています。
最後は手をグー、パー、グー、パー、握って開いてをし、左右の薬指をにぎにぎします。
この動作をすると心臓の洞房結節を通っている腹側迷走神経を刺激できます。
にぎにぎは左右の神経の調律です。
薬指に指輪をするのも、ハートと直結しているという意味があるのです。

この5つのエクササイズ
①船の汽笛「ボォー」
②口から息をウジャイの呼吸で長く吐く「フゥーッ」
③顔ヨガで顔をぎゅっ唾液じゅわ
④きょろきょろ左右に目を動かす
⑤グー、パー、グー、パー手と指を握って開いてをすることで神経を刺激
⑥腎臓に両手を当てることでリラックスする。

これで神経の土台(温度調節機能)ができ上がります。いろいろなストレスにさらされて、ちょっと調子が悪いなと思ったとき、自律神経失調の時にやってもいいですし、気づいたときにこれらのポイントを刺激してあげるのも、穏やかに生活を送るためには効果的。
日常生活の中で、腹側迷走神経を意識してみてもいいかもしれません。
部屋にこもって「元気が無いな」と思ったとき、人がまばらに入っているカフェへ行ってみてください。公園の散歩でも良いです。
私たちは社会的動物なので、「群れの中にいる」と感じることは、心身にとって大切なことなのです。

一方、背側迷走神経の休息・消化モードも大事です。
友好性モードの腹側迷走神経が働くための前提条件として「カフェでほっとする」、「一人の時間を意識的に持つ」、「散歩する」、「好きな本を読む」等、これら一人でいる神経が充実していることが必要だからです。

フック船長に話を戻します。
ワニと対峙した時に感じて表現しきれなかった過剰に蓄積した「戦う」「逃げる」に使われるべき交感神経のエネルギーは、心身に高いストレスをかけ、副交感神経に刻まれています。

時計で起動する反射連鎖を防ぐためには、そこにかかっているストレスを適度に発散させる必要があります。
フック船長のストレスケアは、時計の破壊もそうですが、部下のコントロール(支配欲の充足)と、ピーターパンへの攻撃です。

私は外から動画視聴。
こういう見方をしていると、子供の頃は主人公を懲らしめる敵役でしか無かったフック船長が愛らしい存在へと変容していきます。

トビラの写真は昨日撮影(し損ねた)奇跡の一枚。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?