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23年10月13日。シャッド・マルナさんと、訳者津富宏さんを囲って食事会。

NPO法人セカンドチャンスの仲間たちと、「犯罪からの離脱と「人生のやり直し」 -元犯罪者のナラティヴから学ぶ-」
の著者シャッド・マルナさんと、訳者津富宏さんを囲って食事会。
イギリスのマルちゃんとは、函館刑務所のポーチとティーパーティー用ランチョンマットをプレゼント交換。
マルちゃんによれば,犯罪から離脱している元犯罪者は、社会的なアイデンティティを形成すると同時に戧造的で建設的な活動にすすんで従事しているという。
それは元犯罪者の全くの独力で達成できるものではない。元犯罪者が自分自身に価値を見出すことができるようになるのは,パートナーや社会組織が自分のことを信じてくれることをきっかけとしていることが多く、また,戧造的で建設的な活動を楽しむことができるようになるのは、そのような活動がやりがいのある楽しいものであると再定義することを学習した結果だからである。
元犯罪者が自分の人生を生産的で意味がある人生として書き直す過程について知るためには,元犯罪者と,そのような人生をすでに経験している他者との交流に目を向ける必要がある。
とする。
(引用元
重要な他者 https://chuo-u.repo.nii.ac.jp/.../0010_4116_54_3_155~173.pdf

津富宏さんは、NPOセカンドチャンスの発起人の一人。もうひとりがサイモンくん。AAやNAといったアノニマスグループによく似た運営となるよう設計したNPOなので、皆さん本職を別に持ち、すごく健全に運営できています。
津富さんは、出所者はコミュニティにどうつながるかを研究する。
俺の見てきた答え。
中間施設のスタッフが刑務所出所者のいる保護会にメッセージに行ったり、ソーシャルワーカー、病院の相談員、訪問看護の看護師などが刑務所出所者が集うところを紹介する。
俺の場合は、それに加えて長年文通してくれたお師匠が通う御苑にある法律事務所の存在が大きい。https://note.com/iwazakifuusui/n/n6cb5c64b612d
川崎に住む長期刑務所出所者は、私と都内で合うために交通費を支給される。
この川崎モデルは個人のネットワークの大切さをソーシャルワーカーが重視した結果に思う。
10月15日は17時から川崎にて、セカンドチャンス交流会。少年院出院者とそこに興味を持つ人で集います。
11月24日は沖縄でセカンドチャンスで集います。
参加したい方連絡ください。

https://amzn.asia/d/gkUhXKf


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