Amazon Connectで個人事業主でも電話番号を取得出来ました。
Amazon ConnectはAWSのコールセンターを構築出来るサービス。
その中で電話番号を取得するには、申請が必要になる仕様がここ数年で変更になりました。
個人の電話番号は取得出来ないと、どこかのページにも記載されていましたが、個人事業主でも電話番号の取得が出来ました。
必要書類や取得方法について、まとめました。
電話番号取得の流れ
1. まずAmazon コネクトのコールセンターページを作成。
2. 「Amazon Connect サービスクォータ引き上げフォーム」から電話番号取得申請。このリンクが見れない場合は下記のドキュメント内記載のリンクからアクセス。
3. フォームから、電話番号取得の申請を行います。電話番号で会社所在地が東京の場合は03を取得出来ますが、それ以外の地域の場合、050などになります。
4. たいてい数時間後にAWSから返信があります。下記のような返信。
必要な電話番号Prefixと個数を入力し、返信。
.5. 必要書類のアップロード方法についての案内の返信があります。少し手間でS3にアップロードする方法になりますが、案内をよく読めば簡単に出来るはずです。
必要書類について
必要書類のフォーマットは下記になります。
A. 記入済リッチテキスト形式ファイル(上記1でケースに添付されているファイルとなります)
B. 申請者の行政機関発行の有効な身分証明書 (運転免許証、パスポートなど)
C. 申請者と企業の関連性を示すドキュメント(社員証や、その他所属を確認できる書類)
D. 公共料金の請求書、法務省からの企業登録証明書 (登記事項証明書など)、行政機関からの領収書、国税または地方税に関する証明書 (納税証明書など)、社会保険料の領収書などの書類
※日本のどの電話番号の取得を希望される場合でも、A~D まで全て提出が必要となります。
※東京の 03 番号の取得を希望される場合は、D の書類にて 03 番号が使用可能な住所が記載されているものを提出いただく必要がございます。
A. これはメールにテキストファイルが添付されているので、それに入力し保存して添付します。(確か英語だったと思います)
B. 申請者の身分証な。
C. 個人事業主の場合、開業届(税務署の受理印があるもの) もし受領印がない場合は、開業届の控えとe-Taxの送信で発行される「受信通知」をPDF形式を送信します。
開業届けを電子申告した場合、開業届けには受領印がございません。
しかしこれは国税局が認めている仕様であり、受領印の変わりにe-Taxの送信で発行される「受信通知」が受理を確認した証明となっております。
D. 公共料金の領収書。水道局など。
これらをアップロードし、返信すれば完了です。私の場合、3日ほどで番号取得の返信が来ました。
注意事項
架電には、ホワイトリスト登録が必要になります。これは、今回のようにカスタマーサポートに連絡して登録してもらう形になり、要するに時間が掛かります。
架電することを想定するなら、別で050+などで番号を用意しておくのもありかもしれません。
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