雑魚モテしたかったらタイミーやってみな

深夜におじさん達と働いていたら、

「ライバルが現れたよ!」


と言われた。


そういえば今日は珍しく、
休憩室に若くて可愛い女の子がいた。
あの子ならおばちゃんに勝ち目はない。
顔も声も誰がどう見てもわたしより可愛かったぞ。間違いない。

おじさんが言うには、
彼女は21歳の看護師で、
スポーツ経験があって力があるため、
15キロ〜20キロの荷物を持つ方の仕事をしているそうな。

ははっ、わたしが勝てる要素ゼロやん。


おばちゃんは33歳のパート事務員で、
14キロくらいのペットボトルのケースを落として破損したことがあります。(ごめんなさい)


しかしめちゃくちゃモテるんだろうな!
あんな子がいつもの運送会社に来たら、
チャラい男の子も他の男性陣もみんなデレデレだろう。
しかも可愛いのに力持ちなんてギャップがやばい。
業務内容的にも無敵すぎる。
おばちゃんあんな子と一緒に仕事したくねぇぇぇぇぇぇぇ!!!
無能な年寄りになっちまうよ!!!

わたしは工場や倉庫にしか行かないせいか、
タイミーはめちゃくちゃ年齢層が高い。
40〜50代が多いだろうか。

だからわたしでもどこに行っても若い方だし、
怖そうなパートのおばちゃんにも、
「やっぱり若いから覚えがいいね」と意地悪そうに言われたりする。

あとたいして美人でもないのにちやほやされていると思う。
たまに20代半ばの男の子からも視線を感じたりするけれど、

「おばちゃん33歳なんでマスク取ったらがっかりするぞやめとけ」


と無言で念を返している。(正解)

だからきっと女子大生とかがタイミーやったらくっそモテるに違いない。楽しそうで羨ましい。
10年前にもこんなアプリがあったらなぁ!
昔はわざわざ会社に履歴書を出して登録して、
毎回事務所で練習もしてから試食販売のバイトをしていたのに。

でもいくらモテてもタイミーの人は副業するくらいにはお金に困っている人達だし、
行く会社もだいたいブラックだからお金持ちに出会うことはないだろうな…(苦笑)


わたしの好きな人の工場にも、
あんな可愛い子が来たらどうしようイヤだやめてくれうわぁぁぁぁぁといつも思っている。
しかし最近他のタイミーさんと話していて気づいたのは、
彼の工場はリピーターにしか募集をかけていないようなのだ。


わたしがスマホを見ながら「今募集出たよ!」と言っても、
最近タイミーを始めた人には募集が来ていない。
これは知らなかった。
だからいつも見たことある人ばかりなのか!
そういえば彼がタイミーに仕事を教えてるところも、あまり見ていない気がする。
わたしが去年の6月に初めて行った時は、
ほぼマンツーマンで彼が仕事を教えてくれたけれど、
他にそんな人を見たことがない。
もしかしたらみんな経験者なのかもしれない。
ちょっと安心した。

しかしここの倉庫は本当にみんな信じられないほど優しい。
たいして重い物もないのに、
「眠くないですか?休憩しますか!」
「大丈夫かーい?」
「無理しなくていいからね」
と数時間おきに言われる。
深夜の仕事ってもっと殺伐としていて、
鼻ピアスのおばちゃんとかピンクの髪の女の子とか、
日中には見ないタイプの人が必ずいて、
休憩室ではおじさんが雑魚寝していて、
どこに行っても治安の悪いイメージだったのだけど、
ここの倉庫は違うみたいだ。

いつも妙に優しいオレオのおじさんは、
トラックに乗っていた人らしい。納得。
トラック運転手は女性には本当にめちゃくちゃ優しい。

名前を聞かれたら、なんか冷や汗かきそうになるのは過去記事のあいつのせいだ。
あいつにも初対面で名前を聞かれて名乗ったら、
名前を連呼するようになったから。
おじさんは名前がわかったほうが呼びやすいと言って、タイミーのわたしを何度も名前で呼んだ。
そういうものなのか。
わたしはいつでも底辺だから、
人を使う方の気持ちはさっぱりわからない。

しかし元トラック運転手のおじさんと家が同じ方向のため、
帰りは車で送ってくれることになり、
他の男性も途中まではいるものの、
わたしが一番遠いのでやや危険を感じた。

おじさんに「寝てていいよ〜」と言われたけれど、
馬鹿なわたしは思わず、
「どこに連れて行かれるかわからないんで!!!」と愛想笑いしながらも本音を言ってしまい、
みんなに笑われた。恥ずかしい。
送ってくれてるのに失礼だよな。ごめんなさい。

途中で男の人が降りておじさんとふたりになると、
やはり「ちょっとタバコを吸わせて」とか「コンビニで飲み物買っていこう」と言われて、
寄り道させられてヒヤヒヤした。
わたしは20代の頃、
男の人に車で送ってもらって、
こうしてコンビニに寄ろうと言われて寄った後にそのままラブホに連れて行かれたことがあるので怖いのだ

今回は変な目には遭わなかったけれど、
結局自力で帰るのとそれほど変わらない時間になってしまった。
本業があるから深夜の仕事は休みの前しかできない
し、
ここは募集人数が少なくてすぐ埋まるからそれほど来れないだろうから、
ちょっと良かったかもしれない。(冷や汗)

今日は盛りだくさんだったのでまだまだ続く。