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LSI(ISTP)恋人との活性化関係

memaiです。Twitterではしょっちゅう、ソシオニクスの話をしていると見せかけた"LSI(ISTP)恋人”とのノロケを放出しています。

というのは冗談、LSI恋人との関係は結構面白いです。

LSIというのは、ソシオニクスのタイプの1つで、Logical-Sensory-Introvert(論理-感覚-内向)型の略です。MBTIという性格類型にはISTPというタイプがあるんですけど、それと大体同じです。大ざっぱに言えば、目に見える世界を捉えながら、自分の中のロジックを磨いていくタイプ。ちなみに私のタイプはIEI(INFJ)といいます。Intuitive-Ethical-Introvert(直観-倫理-内向)型の略で、INFJというタイプと大体同じ。人の感情に触れながら、自分の直観を深めていくタイプ。

LSI恋人とはじめて出会ったのは、大学院の入試(面接)の控え室だったそうです。”だったそうです”というのは、私は申し訳ないことに全然覚えていなかったから。しかも控え室では隣同士だったらしい。全然覚えていない。私は「グレーのスーツを着て、薄紫のぶりっこみたいなキャリーバッグを持って入ってきた。『誰も話しかけるな!』というオーラを出しながら、○○先生の本を読んでいた」らしいです。さっきLSIは「目に見える世界を捉え」ると言いましたけど、本当によく周りを見ているんだなと感心しました。服の色や持ち物の色なんて私なら絶対覚えていない。でも私が「すごい、なんでそんなに覚えてるの?」と聞くと、「挙動不審だったから記憶に残った」とか言ってくる。そういう人です。話すようになったのは入学してからで、抑揚のない淡々とした話し方・異様な落ち着きっぷりと、陽気さ・親しみやすさのギャップが面白いなと思っていました。まさか卒業間際に付き合い始めるとは思っていませんでしたけど、最初からいわゆる「バイブスが合う」関係だとは思っていました。

ちなみにソシオニクスでは、このLSI恋人とIEIの私の関係を、「活性化関係」といいます。お互いにやる気にさせるような関係です。確かに一緒にいると、たるんだ自分がピシッとしまるような心地がします。「やらなきゃなぁと思っていること」へのモチベーションが上がる、そんなイメージです。私にとっての「やらなきゃなぁ」は、家事をしたりお金の管理をしたりすることですが、彼と付き合ってからは結構続けられているように思います。

ただこの活性化関係、想像してみたらわかると思いますけど、結構疲れます。「やらなきゃなぁ」へのモチベーションは上がるんですけど、それって常に気を張っているような状態なんです。私と恋人は時々ケンカをしますけど、これは苦手なことを頑張り続けたことの反動で一気にたるんでしまうせいだと思います。日々の生活に集中していると最初はシャキッとしていいんですが、だんだんと気が滅入ってきて、「家事なんて放って踊りたい…」とか「お金なんて使ってナンボ…」とか思い始める。そしてプツンと緊張の糸が切れて、部屋はゴミ屋敷、口座残高184円、みたいな事態になりかける。恋人はそんなふうにヤケクソになりかけた私に不信感を覚える。ケンカになる。逆に恋人の無礼さに私が怒ってケンカになることもあります。

でも今のところちゃんと仲直りできているのは、ケンカの原因がどうしようもない価値観の違いとかじゃないからです。話し合ってみると、「やっぱり家事はやったほうがいいよな」「やっぱり無駄遣いはやめたほうがいいよな」と思い直してきて、ゴミを捨て洗濯機を回し、ためこんだレシートを整理し、シャキッとした自分を取り戻すのです。きっとまたしばらくしたらプツンと糸が切れてケンカになるんでしょうけど、活性化関係は何度でも仲直りできると言われているので、さほど気にしていません。今は春遅くても夏を目途に同棲を始められたらいいなと思って、ちょっとずつ進み出しているところです。









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