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流れの運営コンサルタント。いつかはあなたの住む町へ行くかもしれません。ASD/HA。現…

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流れの運営コンサルタント。いつかはあなたの住む町へ行くかもしれません。ASD/HA。現況優先。

最近の記事

くさいが甘い

痛いが眠いやかゆいになるなど感覚の翻訳が愉快なマイボディはにおいも勘違いします。ただ、これは単に私の嗅覚がへんてこな可能性も否めません。 私の田舎では今の季節になると田畑に堆肥がまかれます。 畦道が通学路の小学生などは露骨に不快感を表現しますし、あたりを走行する車両は窓を閉める様子が見て取れます。 同意を得たことはありませんが、私はこのにおいを黒糖を煮詰めるような甘いにおいに感じています。

    • 痛いがかゆい

      私は自分の身体の感覚に鈍感で、痛みもあまりよくわかっていないきらいがあります。 なんだかへんだな、と思ったら「痛い」だったということがあり、『聖闘士星矢』の蜥蜴星座のミスティのようだと評されたりもします。 皮膚表面の「痛い」と混同しやすいのは「かゆい」で、なんかかゆいなーと思いつつもそのままにしていたら同級生から「怪我してるよ!」と指摘を受けてびっくりしたことがあります。

      • いつでも眠る

        脳波図によると「眠っていても眠っていない」という私の脳ですが、身体は常に眠いので昼夜を問わず入眠できますし、いつまでも眠っていられます。 こどものころからいつでも眠っていたらしく、 「手がかからなくて楽だった」 と喜ばれていました。 脳があまり眠っていないことの短所は常に睡眠を欲するところで、長所は「だいたいいつも起きている」という点を活用して寝たいときに寝、起きたいときに起きられるところです。

        • 疲れの眠気

          歩いているとき、買いものをしているときにも 「あっ、眠い!」 と急激に眠くなることがあり、そういうときには予定を早めに済ませて帰って寝てしまいます。 おそらくこれは「疲れ」と「眠い」を混同しているのだと思います。 という話を知人にしたところ、 「フランス語話者のようだね」 というコメントをいただきました。 曰く、フランス語では「眠い」を「疲れた」と表現することが多いのだそうです。

        くさいが甘い

          満腹の眠気

          「目が痛い」と「眠い」を混同していたことに気づいてから眠気に懐疑的になり、眠気を感じたら「これは本当に『眠い』なのだろうか」と立ち止まることが増えてきました。 食事中、ぱちんとスイッチが入ったように 「あっ、眠い!」 と急激な眠気がくることがあります。 推測するにこれは「おなかがいっぱいで横になりたい衝動」なのではないかと考えています。

          満腹の眠気

          目が痛い眠気

          脳が眠っていないようであっても、本人は眠気を感じます。 むしろ常に眠たいです。 ところで私は自分の身体の感覚に鈍感なのですが、「目が痛い」と「眠い」を混同していたことに最近気がつきました。 「目が痛くてまぶたを閉じたくなる衝動」を「眠い」と勘違いしていたようです。 勘違いに気づいたとはいえ、やはり区別はつけにくいので、眠気を感じたらとりあえず目薬をさすようにしています。

          目が痛い眠気

          寝てないようで寝てる

          発達障害外来で脳波検査を受けたとき、 「眠っても疲れがとれにくいのではないですか」 という所見を頂戴しました。 私の脳は、眠っているときでも覚醒時のような脳波を出しているそうで、 「大雑把に言えば、眠っていても眠っていないということです」 とのことです。 日々、目を閉じて顕在意識が無くなる経験をしていますが、この話を伺ってからは「ヒトの生活の真似をするロボット」みたいで面白いと感じています。

          寝てないようで寝てる

          共感覚

          共感覚についてコメントをいただいたので、そのことを書いてみます。 共感覚というと、文字を色に感じる例が知られていますが、私にはその感覚はありません。 音が光に見えるのは「普段の持ちもの」なので、それが共感覚なのかどうかわかりませんし、単なる連想かもしれないとも考えます。 そのうえで例を挙げると、特定の音や触覚を味に感じたり、数字を空間的な位置に感じたり、視覚を触覚に感じたりしています。 (了)

          共感覚

          音を光に感じる

          クラクションの音、スターターピストルの音、くしゃみの音、呼び鈴、呼び止められる声など、急に発される音や大きな音を苦手に感じる傾向があります。 そうした音がするととてもびっくりして、眼前で光が炸裂したように視界が真っ白になります。 自室にいるときは自分が驚くだけですが、交通量の多い道を利用しているときはたまにひやっとします。 音に驚き、急に真っ白になった視界に驚きで、一音で二度びっくりです。 (了)

          音を光に感じる

          くしゃみ出ます宣言

          私は音に対して過敏な反応を示すようで、急に発される音や大きな音を苦手に感じる傾向があります。 ルームメイトは私のこうした特性に理解を示し、くしゃみが出る前に「くしゃみが出ます」と宣言してくれるので心の準備ができます(私も同様の宣言をします)。 音が出るWebサイトを閲覧しそうなときも「鳴るサイトかも」と宣言し合います。 この習慣はお互いを脅かす可能性を減じるものとして善く機能しています。 (了)

          くしゃみ出ます宣言

          傾聴?

          目で見る情報はよく認識できるのですが、耳から入る情報は認識しづらい傾向があります。人の話し声は、音は聞こえますが、言葉として受け取るには集中を要します。 私は起業や運営に関するコンサルティング業務をさせていただいておりまして、顧問先様のお話を伺うときはなるべく聞き漏らさないようじっと集中して聞いています。 結果としてそれが傾聴につながっているのかもしれないと考えています。 (了)

          傾聴?

          尿意に気づかない

          私は自分の身体の感覚に対して鈍感なところがあります。 自分の身体内でおさまることは「まぁいいか」と思っていますが、尿意は外部に影響が出てしまうので気づかないと困ってしまいます。 幼少時、「少ししたいときにトイレに行きなさい」とよく指導を受けていましたが、「少ししたい」感じがわからず、気づいたときはのっぴきならなくなっていたりしました。 中学生のころに校庭の真ん中で漏らしたこともあります。 (了)

          尿意に気づかない

          優位な感覚

          「風邪」とひとくちに言っても、鼻水が出る風邪、のどが痛くなる風邪、おなかがやられる風邪など症状が一様でないように、「自閉症」とひとくちに言ってもどのような特徴を呈するかは人それぞれです。 私は目で見たもののほうが耳で聞いたことよりも認識しやすく記憶しやすいという視覚優位の特性を持っています。テレビ番組を視聴するときは字幕機能を使っています。 アスペルガー症候群の知人とルームシェアをして暮らしていますが、ルームメイトは聴覚優位で、一度聞いただけの音楽を実によく記憶しています

          優位な感覚

          ASD/HA

          ASDは「Autistic Spectrum Disorders」の略で、自閉症スペクトラムのことです。HAは「High functioning Autism」の略で、高機能自閉症と訳されます。 自閉症は生まれつきの脳機能の異常により起こる発達障害の一種とされています。 そういう者の視点から眺める日常を、なるたけ深刻にならず楽しく喜ばしく書いていこうと考えています。 (了)