01.序開
ひょんなことからnoteを始めた。
数日前、実家の部屋を掃除していたところ、あるものを見つけたのだ。
もう面白い。
この描出と配色から、十数年前の若き僕がパブロ・ピカソと並ぶシュルレアリズムの画家であったことは容易に見当がつく。
中には当時書かれた作文が数枚綴じられていた。
ここでは一つだけ紹介する。
題名:「日よう日のえいが」
【Point】
① えいがの名まえは「ハワーポッターをみました。」
② あれは長い!160分!
③ おしっこいっぱい?!
④ めちゃめちゃショック受けてる
⑤ コングより
本稿には数枚の作文があったが、どれも本当に面白い。
夢中になって読んでしまい、気が付いた時には日が暮れていた。
何が言いたいのか。
僕はこの経験を十数年後もう一度したい。
過去の自分を振り返ると、時として自分が自分でないよう思えることがある。
これは幼少期に限ったことでもない。ほんの数ヶ月前、あるいは数週間前にでも自分の思考や言動に理解できないことはないだろうか。
しかしながらそれも含めて”自分”である。
“人間は時間的存在である。
それゆえ過去のことを現在に鑑み、未来へ繋げることができる“
なるほど理にかなっている。
ここで書いたことが何時の未来に繋がるのかは正直わからない。
ただ一つ言えることは、十数年後これを読みながら嗜む酒は随分味わい深く感ずるはずだ。
週に一筆、少なくとも2週に一筆。マイペースに。
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