ちょっと気が早いかもしれないけど、2023年のリリースも出揃いつつある。秋はアルバムのリリース・ラッシュ。大きなリリースは大概9月10月に密集する。あまりにも9月10月が多いので過当競争を避けるため11月にリリース、というケースもあるけれども、大体今の時期には「今年のリリースもそろそろ終わり」という時期に差し掛かる。とはいえ、年間ベストを決めるにはちょっと時期的には早いのだけれども、ラフ・トレードが今年のアルバムトップ100枚を出してきたので記事を共有しておきたい。

選ばれてるのはもちろん、順当妥当と言えるセレクションだし、今年色々聴いた中でも取りこぼしてるものがないかチェックにもいい。なにしろ私も「え、ベイルート新作出てたの?」とか

「あら、Lushのエマのソロが出てたのね」など、取りこぼしてたものがちょこちょこあったりする。

思えばベイルートを見つけたきっかけも、もう10年以上前だけどロンドンのラフ・トレード・ショップの店頭の試聴機だった(壊れてて中身は聴けずにジャケ買い)。当時はショップのオヤジがラフ・トレード・レーベルの創設者だったりしたんですよ。

2023年のベストを選ぶ前に、そして今年のリリースの動向を眺めるのにも、ラフトレの記事は参考になると思う。私の年間ベストに入れたくなるアルバムもいくつも入っている。インディー・ロック主体ではあるけれどもお馴染みの名前もいくつも見つかるのでざっと眺めながら年の瀬まで少しずつ聴きながら新発見を楽しんでみてもいいかもしれない。