皆さまこんにちは。
今日はバレンタインですね。
学生の頃、好きな人にバレンタインに告白をした、なんて思い出のある方も多いのではないでしょうか。

好きな人と言えば、皆さんはこんな経験した事ありませんか？
「この人の事、気になるかも…。好きなのかもしれない！」と感じ、仲の良い友人にその気持ちを打ち明けたとします。
すると、友人に打ち明ける前より彼のことが気になってしまう事、ないでしょうか？
編集部では「好きな気持ちを誰かに打ち明けると、それ以前より好きになる現象」を「サラスキ現象(更に好きになる現象)」と呼び、そのメカニズムについて心理学者の先生に聞いてみました！

今回インタビューに答えてくれたのは、数々の恋愛の悩みを心理学の観点からアドバイスしてきた山田先生です。

編集部「人に打ち明けると好きな気持ちが加速するサラスキ現象について、心理学の観点からはどのような事が考えられますか？」

山田先生「そうですね。例えば金メダリストが小学校の卒業アルバムに、将来オリンピックで金メダルを取る！と書いていたと言う話をよく聞きますが、このように頭で考えていた事を公言するというのは、心理学的に気持ちをより強く、現実のものにしようとする要素があるのです。ですので、頭で考えていた誰かを好きという気持ちがより強くなるのです」

山田先生のお話のように、サラスキ現象というのは誰にでもあり得る話なようです。
筆者はアラサーになった今でも友人に気になっている人を打ち明けた事でサラスキ現象を起こしています。
サラスキ現象を起こすと、気持ちがより強くなると言う良い面もあれば、そればかり考えてしまい他のことが手につかないなど悪い面もあります。
サラスキ現象は誰にでもある事と考え、人に打ち明ける時には少し注意深くなった方が良い場面もあるかもしれません。
上手にサラスキ現象と付き合っていきたいですね。