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「腕時計はしているけどほぼ見ていない」話

2000年。
大学を卒業して社会人になった私。
毎日ビジネススーツに身を包み、朝から夜まで心を擦り減らしながら働いていました。

両親からは就職祝いにREGALのシューズ。
バイト先のパートの人たちからはネクタイピンのプレゼント。

新人時代はスーツ姿でお客様訪問をアポなしで飛ぶこむ業務など、毎日汗だくになるので、スーツとネクタイは消耗品かのように変わっていく。

そんな時のたった一つのお洒落は「腕時計」でした。

毎日コツコツと貯金箱にお金を入れて就職して2年目で購入した「機械式の腕時計」

それから、機械式の腕時計の魅力にハマってしまい、3つほど機械式の腕時計を購入しました。

あれから、20年の時が過ぎ、転職もして仕事着がビジネススーツじゃなくなりました。
今は、自由な服装でお洒落だって楽しめる。

20年もの間にスマートフォンが普及したり、スマートウォッチという多機能な時計なんかも発売されて、最近はチラホラ腕にApple Watchをしている人を見かけるようになりました。

私は、ただあの時と変わらず、同じ「腕時計」は毎日している。
20年間身に付ける物として変わっていないのが「腕時計」

だけど、最近は時間の確認はスマートフォンでしてしまうことが多く、本来の腕時計で時間を確認することが減りました。

では、何のために腕時計をつけているのか。

私は機械式の腕時計を時間が確認できる”機能”として身につけているのではなく、アクセサリーのような”相棒”として身につけていることに気がついたのです。

20年共にした機械式の腕時計は、これからも相棒のように変わらず身につけていくと思います。


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