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末っ子という、甘やかで頑強な存在

この記事は、推しであるおるたなchannelについて語るマガジンにまとめているものの一つです。
ご興味がありましたら、ほかの記事もご覧いただけると嬉しいです。

今回は、ないとーさんの実弟、ともくん(ともき)について語ります。


ともくんがすぐに受け入れられた理由

チームおるたなの6人目のメンバーで、チーム内最年少。
自身も3きょうだいの3人目で、ザ・末っ子なともくん。

ほかの後輩メンバーは加入時に、多かれ少なかれ批判を受けたように記憶しています。
タイガくんは初めての後輩メンバーでしたから、コンビ体制に思い入れのあったファンには良からず思われていた部分もあったようです。
ケイちゃんもタイガくん加入からそれほど日が経ってなかったこともあり、「またか」という声がありました。
(タイガ・ケイケー兄弟(=TK兄弟)とないとーさんが馴染むのにも、結構時間がかかっていました)
3人目のオックンもTK兄弟とはまた違う毛色のキャラクターだったので、最初は違和感をおぼえた視聴者もいたようです。

ともくん加入時の動画。

加入時にほとんどマイナスのコメントがなかったのは、ともくんくらいだったのではないでしょうか。
その理由はいくつかあると思います。ちょっと思いつくだけでも、

  • ないとーさんの実弟であること

  • すでに視聴者が新たな後輩の加入に慣れていたこと

  • 見た目がかわいい

これくらいの理由がありますが、ともくんのキャラクターによるところも大きかったのではないかと思います。

上記の「見た目がかわいい」も含まれるのかもしれませんが、ともくんにはいい意味でプロフェッショナル感がありません。
実際、前職はエンジニアで、人前に立つような活動をした経験はなかったはず。
加入から1年以上経った今でもときどき、「ズブの素人」なんていじられたりもしますが、それがむしろ良かったのだと思います。
(ともくんが加入したばかりの「おるたなchannel」の冒頭のあいさつを見ると、逆にほかのメンバーがいかにしっかり「エンターテイナー」なのかわかります。)

滑舌の悪さもこの好感度にはプラスになっていると思います。
前述した素人いじりも滑舌いじりも、ともくんだと悲壮感みたいなのが欠片もありません。


素人っぽさという武器

先日、下の記事でおるたなからは「賢しさ」がにじみ出ていると書きました。

こっちの記事では「セレモニー的なものが上手い」とも書きました。

おるたなは「YouTuberとは素人である」という認識が当たり前だった時代から、すでにどこか手慣れた雰囲気がありました。
それを隠そうとしている感じもありませんでした。

そこがおるたなの特徴でもあったし、弱みでもあったのだと思います。

あとから加入したTK兄弟も、オックンも、程度の差こそあれ、それぞれのフィールドで表に出ることに慣れていた人たちだと思います。

そこに飛び込んできた「ズブの素人」。
しかも、ないとーさんの実の弟という、説明不要の物語的背景を持った存在。
ここにきてすごくYouTube的な人物が加入してきたというのは、ある意味おるたならしくないと思います。

でもきっとそれが良かったのだと思います。

ともくんはおるたな加入前から脱サラする相談をないとーさんにしていて、ないとーさんの個人チャンネルを手伝ったりしていましたが、最終的にチームおるたなに加入させるという決断はどういう経緯だったんでしょうね。
チームメンバーとの顔合わせもまだの段階で決めていたということだったはず。
「おるたな」コンビでそんな話になったのかなあ。そういう裏話、いつか表に出てこないかな。


かわいらしさの向こうにあるもの

前述したように、ともくんの出役としての武器は、「素人っぽさ」「かわいらしさ」にあるのだと思います。
巧みさではなく拙さに通ずるイメージ。

だけど、実はかなり強い人なんじゃないかと勝手に思っています。

その一つのあらわれが、レイワ荘のプチ炎上事件。

この動画の25分ごろからともくんが話しています。
レイワ荘に関わり始めて1か月でこういう騒ぎが起きて、普通ならちょっとパニックになってもおかしくないのに、これからのビジョンをしっかり持って、それをもとに立て直していきたいという意志を感じる発言をしていて、(若さみたいなものもあるのかもしれないけど)いや強い人だな、と思いました。

そういう強さは、100kmマラソンへの挑戦にも出ていると思います。

ふつう、自分が極限の状態でカメラを回すって負担でしかないと思うんです。
競技そのものに脳のリソースをすべて割きたいはず。
そんな中でかなり無理な挑戦をして、きちんと企画も成立させたともくんの姿に感動しました。
(この動画の終盤で渋ジャパさんがともくんについて「根性がある」「できる子」と言っていて、やっぱりそうなんだな、と思いました)

自分が長子だからそう感じるのかも知れませんが、末っ子って強い人が多くありません?
必ずしも負けん気が強いってわけじゃないけど、芯が強いという感じ。


頼りになる裏方でもある

オックンのこちらの動画で、ともくんのおるたなでの裏の役割が垣間見えます。(12分過ぎから)

加入1年半にして、おるたなchannelの動画の修正をかなり任されているとのこと。

ともくんはYouTube以外のSNS等を個人で運用していないので、そういう裏側が一番見えにくい人だと思います。
だからこそ、今でも「素人感」を武器にできるのかもしれません。
(ともくんがSNSをやらないのは兄であるないとーさんの戦略らしいのですが、やっぱりさすがですよね。)


しなやか

こちらの動画でないとー兄弟の実父、ひろゆきさんがともくんのことを評して「しなやか」と言っていましたが、まさにそれなのかも知れません。
やわらかくて強い。

この記事でないとーさんが2021~2022年前半あたりまで「メンヘラ期」に入っていたということを書きましたが、ないとーさんがメンヘラ期を脱したのはともくんの影響も大きかったのでは?

ともくんの人間性がゆっくりとあらわになっていくのを、これから楽しみにしています。

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