はじめてのJOPT

もうすぐ大好きなJOPT13のGFが開催。
今回のJOPTもチケット4枚獲得できて、フルアドオンによる参戦。
前に比べてフルアドオンにこだわる気持ちも多少減ってきてはいるけど、でもあるに越したことないし、一つの目標のようにしているからね。4枚目を獲れた時は特別に嬉しいものだった。

で、JOPTについて振り返ってみようと思った訳だ。
これは振り返ると長くなりそうなんで、ゆっくりとやってみる。


【JOPTとの出会い】
元々、僕がテキサスホールデムを知ったのは、事務所に出入りしてた若いエンジニアの男の子(JOPTを協賛してる会社の元社員)が、事務所内に普及させたのが発端。2015年の始め頃のような気がする。
仕事終わった夜の9時頃から、4〜5人でやってた。彼はポーカーセットを事務所に持ち込んでいて、ディーラーも彼がやってた。
僕はとても好きになって、強くなりたくてフィル・ゴードンの緑本とか買っちゃうくらい。
でもずっと2〜3ヶ月くらいは事務所内でのポーカーばかり。アミューズに行って知らない人と打つなんて非現実的だと思ってた。不思議。

3ヶ月位したらたぶん仕事の繁忙期か何かでポーカーしなくなって、情熱も失せてたんだけど、2015年の12月に彼と渋谷にあるaddictというアミューズメント施設にポーカーしに行こうという話になった。
それまで事務所で仲間内でやってたくせに、渋谷に向かう銀座線の中で彼と「ストレートとフラッシュってどっちが強かったっけ?」って会話したのを妙に覚えてるww
久々で忘れてたのもあるだろうけど、その時点での経験値なんてそんな程度。
addictで初心者講習を受けて、初回チップもらって、すぐ隣でやってるリングに参加。僕は1時間位で溶かしちゃったけど、彼は少し増やして、貯チップして、2人で帰った。知らない人達は怖かったけど、新鮮だった。そして、とても楽しかった。

その12月の年末休暇はaddictに通い、ひたすらポーカーしてた。これが僕のポーカーライフの本当の目覚めかな。
addictは大きな大会のチケットをプライズにしたサテライトは開催せずに、日曜日の小さなハウストーナメントだけ。プライズも優勝$1000程度で、リングの足しにする感じ。ポーカーと言えばリングだった。
addictで仲良くなった友達がしたり顔で「トーナメントやるとリングの感覚が狂うから俺はやらない」的なこと言ってて、僕もトナメはなんか敬遠してた。

そんな感じでaddictに通い続け、すっかり常連に仲間入りしてた頃、いつも週末にいるプレイヤーのケータ君がその日は居ない。
寂しいなと思ってたら、22時頃かな、ふと現れた。
ケータ君が「チケット獲れたよ!2枚目だけど」と言いながら見せてくれたのがJOPTのチケットだった。
「JOPTってなんじゃ?」って思ってたけど、恥ずかしいから知ってるフリして、「すげーじゃん!」と祝福w
ここで初めてJOPTの存在を知るんだね。

【チケットへの道】
相変わらずリングがメインだけど、この頃はハウストーナメントも毎週出てて、トナメの楽しさも薄々感じてた。
だから、家帰ってから調べて、日本有数の大きなトーナメントと知って、すぐに出たいと思った。
たぶん、この時初めてポーカーギルドのサイトも知ったのだろう。
翌週の週末に池袋ギルドでJOPTのサテライトがあると知り、初のサテライト参戦となるのである。ドキドキだね。

JAPANOPEN 10 : TOKYO SUTURDAY サテライト【2名通過】
http://pokerguild.jp/tourneys/17524

懐かしい。
このトナメはとても思い出深く、結構鮮明に覚えてる。
参加者を見ると今は仲良しのプレイヤーがゴロゴロ。そしてなにより、ここでWINGさんと知り合えたのが後のポーカー人生に大きな影響を与えてくれたのだよね。月並みな言い方だけど。
WINGさん主催の中野JPCでその後多くの上手いプレイヤーさん達と出会うんだけど、まぁそれはまた別の話。
ただ、この日サイドも含めてJOPTを獲れなかった僕は、こっち↓のサテライトで初のJOPTチケットを獲るので、やっぱWINGさんと出会って中野の存在を教えてもらったのは重要なことだったんだ。

ALL NIGHT:JAPAN OPEN10東京5枠保障+2枠サテ
http://pokerguild.jp/tourneys/17599

にしても、初挑戦から1週間でチケット獲れてるんだね。中野は7枠と大盤振る舞いだけど、この時のことはよく覚えてる。
初めてヒゲ侍さんと会ったのもこの時。しかも隣で、横顔しか見えない状態だったから、「お忍びで玉山鉄二が来てんのかな」って途中まで思ってた。ヒゲさんも実はaddictに来ていたらしいと知った。
ノグがわざわざポーカーを始めた僕に会いに来てくれたのもこの時かな。
モリスンさんをSOSで飛ばしたのも確かこの時。
ガラ悪風に「面倒くせぇ」を連発して、知らない人をビビらせまくってた84さんと初めて会ったのもこの時。でも、僕はこの時のイキリ84さんが悪い人には見えず、ちょっと人柄を好きになってたんだ。だから、お互いチケット獲れた後、帰り道で84さんと握手したの覚えてる。84さんはまさか握手求められると思ってなかったみたいで、面食らってはにかんでたw

とにかくJOPTへの出場権を得たことが嬉しくて、同じく中野のサテに参加したaddictの仲間達と4人で祝杯をあげた。僕ら4人のうち誰かがJOPTのチケット獲るたびに祝杯をあげた。それくらい、当時の僕(ら)のレベルにとってサテライトでJOPTのチケットを獲るのは奇跡的なことだった。
だって、addictのハウストーナメントで一度も3位以内の入賞すらしたことない4人だったからね。
僕はこの4人の中で2番目に獲れたからまだよかったけど、最後に獲った人はJOPTの結構直前。しかも僕らに内緒で平日夜にコソコソといろんな場所のサテライトに参加してたらしい。「自分だけJOPTに出られないかも」というプレッシャーは相当キツかっただろうなぁw

こうして、ラッキーことに知ってすぐにJOPTに参加することができたわけだ。


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