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JOPT 2023 Tokyo #02 NLH Main Event / Day 2

【薄紅のクルセイダー編】
JOPTメインのDay 2は去年7月以来。
やっぱ通過翌日の開始前って独特の緊張感があって、とても心地良いんだよね。
タッグ戦終わって帰宅したのが午前2時半過ぎで、その時点ではシートリドローも発表されておらず、結局当日着座するまでどんな人達と同卓するのか分からなかったけど、いざ卓に着いてみると、トミキチさんやbeef君など、知ってる顔もチラホラあった。
因みに僕は1番シート。

自分的に大騒ぎだったDay 1Cで獲得した129,000点(43BB)のスタックを元に、Level.12(1,500/3,000/3,000)から戦闘再開!
Day 2の開始直後って、結構危ういんだよね。中には10BB以下で通過して、PFオールインするしかないスタックの人が散在してて、43BBあるからといって中途半端なハンドでコール受けるとプレミア出てきたりして激減するのはよくある話。
なので、ビーストモード設定はある程度卓が落ち着いてからと思ってて、開始直後の1〜2 Levelは結構ロックな防御モードで臨んだ。

そんな意識下の2ハンド目、UTG+1からオープンしたのは、何度か同卓したことのある荒々しい印象のプレイヤー。みんな降りてBBの僕のハンドは、いきなり重要ハンド(No.4)のAhKhが。。
当然3betを検討したんだけど、UTG+1にOOPで3betして4bet返ってきたらどうするよ?ってのが強く頭をよぎり、ポストフロップで勝負することにしてのコール笑

フロップ
223 レインボーで1ハート
僕のチェックに相手もチェック…
「ん?チェック?相手は同じAKか、なんならAQでこっち勝ってるかも?」疑惑が浮かんでくる。

ターン
4h
で、ガットフラドロが付いた。僕のチェックに相手は8,000点のベット。ナッツフラドロ付いてるし、この額は降りれないぜコール。

リバーはなんだか忘れたがハート以外のラグ。Qだったかな?
僕のチェックに相手もチェック。
僕はAKsをショウしたら、相手のハンドはまさかのAAだった笑
ざわつく同卓者達。
「プリフロのアクション的におかしくね?笑」「ポストフロップもなんかおかしくね?笑」
僕も驚きで、AKsで被害を最小限に抑えられて良かった。プリフロ3betしてたらそこそこでかい4bet返ってきてただろうし、それでAKs降りれたのかな?という数分前に派生してたかもしれない違う世界線を想像して、軽く鳥肌が立った。
BBでAKsを横コールが妥当なのか色々意見は分かれそうだけど、なんか現時点の僕っぽいなと思って誇らしい。AKというプレミアをアグレッシブに扱う時も勿論あるし、そのケースの方が圧倒的に多いけど、時には嫌な予感というか、相手との相対的な関係性を考えると有利とは言えない“危険な匂い“みたいなものを嗅ぎ取れる精神状態を、このDay 2開始直後に持ててたことが経験値なのかなぁと思った瞬間だった。

この日の序盤はハンドに恵まれていて、開始30分で既にAKs、AQo、QQ、JJ、AAが来ていた。でもさっきのAKsで見せた慎重さがアンノウンに警戒心を抱かせてしまったのか、3betしてもコールを貰えないような感じで、これらのハンドでたいして稼ぐことは出来なかった。
1時間経過した頃、beef君のオープンに重要ハンド(No.5)のAKsで3betしたら、3倍程の4betが返ってきた。コールすると僕のSPRは1.0切るね。というか完全コミットだね。。
 beef君 OR 10,000
 いずも  3bet 25,000 with AKs
 beef君 4bet 75,000
 いずも  Fold
beef君がKK見せて来たので、AKsをショウ。AKs配られて激負けしてるの開始1時間で2回は危うすぎるよ!普通に飛んじゃうじゃん笑

この頃かな、8番シートに1人移動してきたプレイヤーあり。アンノウンだけど、10数万点持ち。リンプ多用するおっさん。情報少なくて要警戒。
僕はAKsで3bet→フォールドの件もあり7万点前後(20BB弱)までスタックを減らしていた。

BTNの8番シートのおっさんがオープンし、僕はSBで重要ハンド(No.6)の8d7dが来てた。このDay 2局面でこのスタック量でOOPでスーコネなんて危うすぎてSBフォールドマストでしょなんだけど、後ろのBBは2番シートのトミキチさんで、おそらくリスチールレイズは無さそう。リレイズがあったらマジハン確率高めで降りやすい。ワンチャンを期待してコール。トミキチさんもコールで3人。
フロップ
7c6s9c
ミドルヒットのオープンエンド。やべぇ。これ降りれるのか?の不安がよぎる笑
「ここで飛ぶかもなぁ…」の悪寒を感じつつ、
 SB x/c
 BB x/c
 BTN b 4K
の展開。
ターンはまさかの
5d
最高!!
 SB x/r(AI) 65K
 BB x/f
 BTN b 30K/c(AI)
チェックレイズオールインでBBは降りたが、BTNはあまり迷うことなくコール。希望通りオールインに引き摺り込めたものの8番シートは6c5cを持ってて、ストレート引いて安心かと思いきや、フラッシュやフルハウスでの捲り目も残すモンスター状態ww

リバーで約1/3は捲られるって、危うすぎるだろ!笑
リバーはKsで無事に我が87がストレートで勝ち。ダブルアップ(+α)で16万点超えまで増えた!

嬉しいダブルアップから30分後、久しぶりにポケットペアの重要ハンド(No.7)である88が来た。
CO辺りからオープンし、BBのみがコール。BBのスタックはテーブル内ではショート側の7万点位だった。
フロップ
QcQh2d
 BB x/c
 CO b
嫌な予感が漂う。。
ターン
4d
 BB x/c(AI)
 CO b(AI)
相手はQのトリップス引いてて、キッカーも最悪の8持ち。完全にデッド状態でオールインを入れてしまった。相手スタック少ないとは言え自分の半分程度はあって、逆に僕が8万点ちょいに激減。やらかしてしまった。

この時点で、残り人数は90数人だったみたい。インマネは87位から。
その後10分程でブレイクに入り、そのブレイク時点で残り90人だったのでブレイク明けからハンドフォーハンドが開始された。もうちょっと人数状態把握してれば88のオーバープレイも抑制できたのかな。まったく視野が狭い。

ブレイク明けはLevel.16(3,000/6,000/6,000)で、自分のスタックは68,000点の11BBほど。逆にアクションに迷うことのないスタックなので、たいして不安になるでもなく、なんとなく楽観的にブレイク明けを迎えた。
H4Hになり、初手がAKoと。UTG+1から気軽にPFオールイン。みんな降りてスチール。

次のハンドはT7oだったのでスナ降りなんだけど、後ろでガヤガヤ。
どうやら残り10数卓あるアクティブテーブルのうち、どこか1つのテーブルがまだ1ハンド目を終えていなかったらしい。我ら含めて2ハンド目を始めてるテーブルも、進行の同期が必要らしく、まさかのリシャッフル。凄いね。遅れた卓以外が2ハンド目を終えて待てばよいのにと思ったけど、フロアの判断はリシャしてでもハンドの進行タイミングの同期をとるみたいです。
で、リシャッフルで来たハンドがAToとなると話が変わる。あんまり好きなハンドじゃないけど、H4H時のPFAIとしてはそんなに悪くない。そこそこリスペクトもある気がするし。
オールインすると、beef君がコール。
ATo > A9s

ということで無事に勝ち、ここで嬉しいダブルアップ!
17万点弱まで回復しました。回復というか、今大会で一番多いかな笑
H4Hが1ハンド進むごとにどこかしらでオールインコールが起きる状態。
残り3人。これは17万点あればインマネはいけそう。それにしてもハンド再開の間隔が長い。10卓以上あるからね。
なので、微妙なハンド掴まされて事故るのも嫌なんで、トイレに行ったり、今日はPPC卓でディーラーしてるあかりんごちゃんを探して挨拶に行ったり、のんびりモード。
そんなこんなしてるとようやくインマネ確定!

ダブルアップツイートが13時54分でインマネ確定ツイートが14時52分なので、1時間もこの状態だったんだね。プレミアもそこそこのハンドも来ず(いや、AQsは僕の番が来る迄に3betになってたので降りたな…)、じっとしててたいして稼げなかったけど、よしとしましょう。

しばらくすると、フロアから卓移動の指示が。なんとまたまたの配信卓。
20BBあるかどうかみたいなスタックで、大丈夫なんかなと思いつつ、まぁ増やせばいいんでしょ的な感じでフィーチャーテーブルへ。今大会3回目の着座。
アーカイブでは、実況者の方と、解説のそうじろうさんには名前を覚えてもらえたみたい笑

配信卓ではあまり記憶に残るやり取りは無し。スタックが増えたのは、配信ではハンドが読み込まれてなかったけど、BTNからAJsでオープンオールインしてスチールでポットを獲得した1回のみ。

15BBまで減ってしまい、配られたのは好きじゃないAToと。
好きじゃないがH4Hの時もそうだけど、先入れPFAIには使えそうなんでオールイン。


2つ後ろの席からカウント要求され、彼もオールイン。これはやばそう。。
ATo < JJ
にて、メインの活動が終了。

最終順位は
 70th / 992E
でした。
いやぁ超〜悔ちぃ。上位7%とは言え70位じゃ物足りん!もっともっと走りたかった!

という感じで、久しぶりのJOPTメインはインマネしたものの順位自体は不完全燃焼。しかしここに至るまでのサイドエピソードや感情の起伏は、これまでのJOPTメインの中でも稀に見る充実度だった。とても印象に残るメインとなりました。
最後はあかりんごちゃんと記念撮影。この素敵な写真が撮れただけでもMAXバリューとするか!

大会期間中に関わってくださった皆さん!どうもありがとうございました!
そして、お疲れ様でした〜!

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