JOPT 11 TOKYO

3回目のJOPTはチケット3枚獲って、ワクワクで臨むはずだったのに、仕事が入って参加できない雲行き…。最悪だ。

でも、メインDay-1の当日昼過ぎになって、少しゆとりが出たからまさかの悪あがき。

Day-2となる翌日は確実に仕事があったから、Day-1で飛ぶ前提でレイトレジストギリギリに銀座に駆け込んだ。
15時頃になると、顔見知りのプレイヤー達が結構飛んでて、入り口付近のソファーでお喋りしたり、放心状態(GOちゃん)になっていた。それらを横目で見つつ、25,000点で参戦したんだ。

このテーブルにはキクチさんが既に巨大スタックを築いていて、他の人も彼のレイズに手を焼いていたのを覚えてる。この時点でキクチさんとは顔見知りで軽く会話もしたけど、僕はハンド的にも参加できずに専ら傍観者だった。
でも、そんな無双のキクチさんも、対面のプレイヤーとオールインでぶつかってスタックをごっそり減らし、その後も流れを回復できずにあっという間に飛んでしまった。
ポーカーのスタックなんて儚いものだよね。この時もそんなことを思った気がする。一寸先は闇。5分後に自分がどこに居るのかも分からない緊張感。そーゆー生きてる実感を味わえるのも、僕がポーカー好きな理由かも。

Day-2出られんっつーのに、まさかのDay-1通過…。
でもこれは言い訳があって、この当時はDay-1がどんな終わり方するのかよく分かっていなかった。
一応時計見ながら飛ぶタイミングは見計らってたけど、なにげに平均弱くらいのチップあったし、顔見知りを飛ばすのは避けようと思ってウダウダしてたら、急に「次のハンドで終わりです」とのアナウンス。「あれ、最低でも3ハンドやるんじゃ?」とか戸惑ってたけど、結局オールインする機を逃してしまった。今では飛びたいタイミングで飛ぶのも自由自在だけど、当時はその辺のスタック管理もままならなかったレベル。

そんな感じで、15時過ぎに入って、21時過ぎまでの6時間ポーカーを楽しんで僕のJOPT 11 TOKYOは終わった。

【王の降臨】
このJOPTは、僕にとって大きな出来事があったんだよね。
メインの優勝者は、Kingさん!
彼とはコナポケのルーキートーナメントで初対面した後も、中野JPCなどで何度も同卓してる友達プレイヤー。と言うよりも、ポーカー始めた時期もほぼ同じだし、僕はいい意味で勝手にライバル視してた。日曜日にJOPTの様子を聞くと、なんとKingさんがFTまで勝ち残ってるらしいじゃん!LINEで応援メッセージ送ってドキドキしてたら、まさかの優勝!

圧倒的な嬉しさと小さくはない悔しさの混じった感情を抱えて、なんとか強くならねばという気持ちを新たにした大会だった。

ポーカーは歴が永い人が必ず勝つ競技じゃないからこーゆードラマチックな出来事が起こり得る。そんな可能性を僕らビギナーに証明したという意味でもKingさんの優勝は偉大。もちろん彼のポーカーを始めてからの努力量がそれを裏付けてる訳で、マグレじゃないのも知ってる。でも、誰でもワンチャンあるという希望を与えてくれて勇気づけられた出来事でした。

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