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JOPT 19 GF Main

新型コロナに伴う緊急事態宣言のせいで開催が延びてたJOPT 19 GFが、2021のGWに19 GF & 20 Tokyoの連続開催にこぎつけた。
会場はこれまでの聖地銀座バグースではなく、竹芝のポートホールとかいうところ。

密を避けて換気の良い会場という運営の配慮が嬉しい。会場はとても広くて綺麗!これはテンション上がるよね。

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そしてトーナメントのプライズも、スポンサーの変更のおかげか、なんと優勝は230万円相当、準優勝でも108万円相当と、過去のJOPT Mainと比べても破格の増額!2位でもWSOP Main出れちゃうし、優勝なら2回も出られるってゴージャス過ぎでしょ。権威とプライズが釣り合ってきた感じで、プレイヤーとしては嬉しいことばっかり。

【Day-1】

今回のJOPTは妻もディーラーとして参加しているので、あんまり早飛びしたり、何度もサイドイベントにリエントリーしたりしてたら恥ずかしいじゃん的な気持ちはあったけど、やってやるぜ的な意気込みも昔ほど強くなく、肩の力抜けて自然体で臨んでいた。

GFはブラインドが60分というロングストラクチャーで、運よりもスキルを発揮しやすい理想的な環境。
そして、最近はアミューズでもそうだけど、アンノウンがとても多い。僕の昔の知り合いが新型コロナのせいなのか、情熱が失せたのか分からないけど減っていて、対してYouTuberを入り口にポーカーに興味持ったっぽい若者が多いんだけど、JOPTのメイン参加者も同じ感じの比率。テーブルに誰も知り合いが居ないとか普通。会場を見回してもチラホラ知った顔がいる程度で、だいぶ層が入れ替わったね。僕の最近のテーマはこーゆーアンノウン初心者に対するレベリングの精度を上げることに関心を置いていたので、この点で戸惑うことはなかった。
とは言いつつも、僕のテーブルには旧知のプレイヤーさとしさんが同卓。手強い相手だけど、まぁ無理にぶつからないように程度の気持ちでスタートした。

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序盤、ミドルから56sでオープンしたらSBから大きめの3betと、それに対するBBのコール1人の状況で、ポジションもあったし気軽にコール。
ターンでフラッシュ完成してポットは獲ったけど、3betの若者はAAでセット刺さってた。あー、これはやらかし過ぎたかな。後で天罰降りそうだ。
そんな悪戯もあり序盤早々に6万点弱まで一気に増やすも、さとしさんは苦戦して残り1万点弱まで減っていており、そのうち飛んでしまった。いよいよ知ってる人がいない。

この頃からハンドも参加できるようなものが来なかったり、来てもフロップ以降滑ったりで、チップはほぼ原点ちょっと上の程度で推移。増やしては減り増やしては減りの繰り返し。チップを築く兆しが見当たらない。

Level6終了時の3回目の休憩時は原点から4,700点プラスって、今までなにしとんじゃって感じでテンション下がってきた。ブレイク明けてプレー再開しても状況が変わらないので、ディーラーの顔見るのも嫌になってくる。気分転換に置きバケして2階にある中華レストランで軽食を食べに行った。
想定外に激増したチップがある訳でもなく、ショートスタックがブラインドで削られるのも覚悟で気分転換に飯とは、過去のJOPTでは一度もないこと。もちろん諦めてたんじゃないけど、とにかく何かリズムを変える必要を感じてた。空腹によるイライラがリズム悪くしてるのかもしれんし。こーゆー判断ができるようになるのも成長なのだろうか。上手い人はブラフなどのプレーを通じてリズム変えたりするんだろうけど、既に20BB位まで落ちちゃうとそんなトライも難しいからね。
ただ、すぐ飲めるかなと思ってコーンスープを注文したら予想外の丼になみなみの熱々コーンスープが出てきて、急いで飲んだら口の中火傷して更にテンションが下がるというオチ。おい!

会場に戻ってテラス席の方を見たら、旧知のミラーさんがPLOか何かのゲームに参加しているじゃないか。ミラーさんは運気とか勝負運とか凄いの知ってたから、あやかりたくてミラーさんの肩揉み。これが効いた。

席に戻ったら少ししてAAも来るし、なんやかんやのダブルアップもあり、20時半頃には10万点越えるまでにスタックは成長!この時間帯で10万なら、ワンチャン通過も見えてきたなと気持ちも上向きになっていた。

ラスト5ハンドも無難に過ごし、98,500点でのDay-1通過!久しぶりのチップの袋詰めだー。

Day-1のモーメント

【Day-2】

験を担いで昨日と同じ勝利パンツを洗わないで履いていく。野村監督もそうしてた。バリバリ理系人生だけど、ポーカーを始めてから験担ぎとか、運気とか、そーゆー軽蔑までしていたものにすがるようになった自分が本当に笑える。人は変わるもんだね。僕のTwitterも運気の話しかしてないからな。

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で、Day-2な訳だが、ちょっとだけ僕の中の貧弱なトーナメント戦略っぽいことを言うと、通過した92人のうち、Aveの半分である5万点以下は17人。これらの人達は早々に良いハンドが来たらPFオールインしてくると思って間違いない。なので、開始早々は2〜4万点のレイズオールインに耐えられるようなハンドじゃないとオープンすら危ないと警戒。この日はこれらのAve半分以下の人達が飛ぶかダブルアップするかして、トーナメントが落ち着くまでほとんど参加していない。よほど強いハンドの時か、BBを薄っすら守る程度のイメージ。

1stブレイクは開始時から+10,000点程度だけど、ショートを受けてのスタック半壊を回避出来て上出来と思ってた。生き残ってることが重要。事実、この頃にはオールインの発生も稀になり、トーナメントは落ち着きを取り戻していた。ここからがスキルゲームの再開。

また会場でミラーさんを見つけて肩揉んで運気を分けてもらい、もはや覚えていないけどオールインも何度か勝ち、夕方5時頃には22万点超えるところまでになっていた。アンノウンばかりだったけど、もう何時間も同卓しているのでスキルレベルや打ち方も分かってきて、普通のポーカーしてるなーという感覚での充実した時間でした。

【バブルライン】

そうこうしてたら、残り人数33人になりバブルラインに到達。

本来ならすべきだろうけど、この時の僕はあまりインマネに興味はなくて、周辺のテーブルのショートの人数とか調べもしなかった。自分がこの時点で5万点位しかなかったらなんとかインマネみたいな思考になったのかもだけど、Ave以下とはいえまだ戦えるスタックだったので、意識はDay-2通過に向いていたんだろうね。

で、そんな中UTG+1辺りでAKoがやってきた。このテーブルのショートが来てもいいですよのイキフン出しながら SB:5K/BB:10K で30Kにオープンしたら、HJ辺りから10万点位のレイズオールインが。。。

こっちがカバーしてるし、これで飛ぶこともないし、32位が目標って訳でもないので、悩むこともなくオールインコール。

相手(後の3位の人) : 33

結局AもKも引けずにスタック半壊。7万点くらいまで減ったかな。

でも不思議と悲しい気持ちも起きず、「33ごときでオールイン被せやがって」とか思いながらも、このバブルの時間を利用して、スチールでスタックを戻そうと考えていた。

んで、こんな感じ。思ったより早くバブルが弾けてスチールできる時間帯が短かったけど、1回のスチールが2.5万点だからね。数回のスチールでこれくらいには戻せるものでした。

ながく参加してるけど、JOPT Mainでは初めてのインマネ。嬉しいはずだけど、大した感動もなく、妻からの祝福にちょっと戸惑うまであった。

でも、感動はなくても、心のどこかに一つの到達点をクリアした安堵感みたいなものは確かにあった。その証拠に、これ以降、プレーに大胆さが戻ってきて、66で気軽にPFAIしたりして、受けたAQに勝ってダブルアップ。のってるとこーゆージャンケン勝つよね。

【分岐点ハンド】

この直後にテーブルバランス調整で隣の卓に移動。せっかく蓄えた各人の情報なのにと戸惑いながら、別卓へ。ここでやらかし。

インマネもしたし、後は走れるだけ走ろうと思って、QTsとか微妙なハンドでBTNレイズをSBコールしたら、フロップはミドルヒットのみ。参加者は僕と他の2人(BTNレイザーとBBプロテクト)の計3人。チェックアラウンド。

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ターンにJが落ちる。フロップの挙動からBTNはKを持ってない模様。現状の僕はTヒットでオープンエンドに発展し、アウツが増えた。仮にどちらかにJを持ってる人が居ても、僕のフロップでのチェックは単にBTNのオリジナルへの配慮で、Kを持ってないこと確定ではない訳で、KかJ一本で僕のオールインへコールなんてできないでしょと思い、スチールで終わらそうとオールイン。

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すると、BBが悩み始めてカウント要求。1分くらい考えてのジャストコール。今度はBTN(後の優勝の人)が「まじかー」とか言いながら、「そっちがコールするなら降りるわ」とか言いながらの渋々フォールド。

「え、趙嫌な予感すんだけど?」

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みたいな気持ちで相手のハンドを見たら、まさかの97でJによりストレート完成。。。やっちまったなぁと思った1秒後、リバーにAがポロリと落ちて今度はこっちのストレートが完成。やらかし案件でチップは2.5倍くらいに増えた。

これは大きな反省で、仮に僕がチェックで回したらBBはベットしただろうし、実はBTNはJ8でツーペア完成してて、下手したらレイズしてたろうし、その中で1ヒットオープンエンドでついていけたのかという話もあるし、本当に結果オーライだけど、ウェットなボードで情報も少ない中でオールインなんかしちゃダメだよねという改めての教訓になった。オールイン、ダメ、ゼッタイ

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このやらかしでチップを激増やしたら、この卓がテーブルブレイクになり、また元のテーブルに戻ることになる。チップは増えてるし、メンツの情報は収集してあるし、ウハウハじゃねーかと大層お喜びであった。こーゆーの運気が良い流れって感じだよね!

【ベテラン vs 新世代】

Day-1の通過者見ると歴の長いベテラン勢もそれなりに居たのだけど、Day-2の夕方頃にはベテラン勢はだいぶ少なくなって、僕、アライさん、YOさん、びっとぶりっとさん辺りが生き残ってる程度だった。若手の台頭というか、層の世代交代なのか、とにかく若いプレイヤーたちが目立つ。

そんな中で、YOさんが27位でシートオープン。同卓するのを楽しみにしていたが、今回はおあずけ。また、びっとぶりっとさんも19位でシートオープン。これにより残り18名がDay-3進出となり、Day-2は終了。いぇい!

ベテラン勢はアライさんと僕の2人で、後は知らない人ばかり。ポーカーの理論や勉強法が日々更新されていることもあるだろうけど、この実情は寂しいなとDay-2の夕方くらいから思っていた。なので、タイトルとかディープランとか個人的な達成とは別に、おっさん世代として新世代に簡単には飲み込まれないよう存在感というか、しぶとくてめんどくさい奴が居たなくらいの印象は彼らに残せるよう抗わなきゃという使命感みたいな気持ちがこの辺りから湧いてきてた。

明日のDay-3は18人中、下から4番目のチップ量。でもショートスタックのメリットもあるし、30BBくらいはある訳だし、「きついー」とか言ってるけどそんなに悲観的な状況ではないと思っていた。


Day-2のモーメント

【Day-3】

昨日までと同じ勝利パンツを洗濯せずに履いて出陣。

テーブル番号、シート番号は1−1。つまりね、AAが来るってことよ。

77でプリフロオールインしたら、AJsにコールされる。フロップでA引かれるも、ギリギリリバーの7でセットが刺さってダブルアップ。死の直前からの復帰。

そんな三途の川渡りかけから戻ってきて20分後、予言通り例の奴が来たじゃない!確かDay-2がLevel20の途中で時計を止めたので、この時は BB:15,000 だった気がする。僕は約40万点超持ってて、ポジションはミドルだったかな。30,000点にオープンしたら、BTN辺りから90,000点への3betレイズ。良いハンド持っててくれよと願いながら19万点に4betリレイズすると、相手は悩まずに5betオールイン。0.5秒後に僕もオールインコール!

自分がAAの時にAKってあまり遭遇しないけど、そんなケースがMainのDay-3で起きるなんてラッキーだ。相手もAKで悩まずオールインしてくれる人で助かった。確か80万点位持ってる人だったけど、僕が半分のスタックであることで気軽にオールインだったのかな。なんにせよ、とにかくラッキー。

Day-1の午後3時くらいにAveを下回ってから、おそらく一度もAve超えしてなかった気がする。Day-3でやっとAve超えて、上位チップ量の側に入れたのが忍耐へのご褒美のようで心底嬉しかった。眠気もとんだね。

【ファイナルテーブル】

90万点超えて、その後一瞬100万点超えもあったが若干減少させてたくらいでFTが確定。いやー、夢のような感じだよね。

ブレイク中に、気にかけてちょいちょい様子を見にきてくれてたミラーさんの肩を存分に揉み揉み。これがまた後のご利益につながるんだよ。

QQが来てオープン。SB(だったかな?)から3betレイズ。今から思うと不思議なんだけど、僕のアクションは4betオールイン。スチールでよしと思ってた節がある。そしたら相手はカウント要求するじゃない。

「あれ、コールしてくれるの?でも、そこで悩むようなハンドなんだったらQQが勝ってるよね。JJ辺りかな?」

なんて思っていたら相手、コール。

「AA以外には負けてないんだよな」

とか言いながら。

「え?」

出てきたハンドはまさかのKK。。。あー、やっちまったなー。

からの、まさかの1枚フラッシュで QQ > KK とか。ミラーさんの肩揉んでおいて本当によかった。ご利益テキメン!

夕方5時くらいのブレイクでは、140万点くらい。QQ > KKで200万点ほどまで行ってたはずなのに、減らしてるとか下手ですね。頼るはミラーさんの運気のお裾分けのみ笑


【アライさん】
それからは何人か飛んで残り6人になってからが長かった。チップリから中盤以降じわりと減らしてたアライさんも、かといって簡単に退くでもなく、要所要所で存在感を発揮して非常にやりにくい存在。さすがベテラン勢の雄。

この残り6人が2時間くらい続いたのかな?突如アライさんがプリフロオールイン。隣のゆーた君がチップ量を見ながらしばし悩む。その様子を隣席の僕は観察して、どんなハンドで悩んでんのかなーなんて呑気に眺めていた。ゆーた君がフォールドしたので自分のハンドを確認したら、なんとまさかのKKじゃんか!二度見して、慌ててこちらもオールイン。

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ベテラン勢の意地を見せようと握手して共に頑張ったアライさん。アミューズに通い始めた頃は圧倒的なオーラで同卓するのが本当に苦手だったアライさん。でも実は気さくでとてもフレンドリーなアライさん。そんな強敵アライさんをJOPT Main FTで飛ばしてしまうシチュエーションなんてこれまで1ミリも考えたことなかった。ぽっかり空虚な気持ちが芽生えつつも、アライさんのスタックを預かって優勝しないと申し訳ないじゃん的な新たな誓いを立てた瞬間でもあった。アライさん、ナイスランです!!

アライさんといえば面白いエピソードがあって、今回のアライさんのJOPTの権利は、昨年末頃にデポで開催されたVIPサテライトでの1権利参戦。

この時僕と同卓してたんだけど、序盤、BTNからアライさんがオープンレイズ。僕はSBでKTsでコール。BBもコール。

フロップが QJ9 とまさかのストレート一発ツモ。

アライさんはAQ、BBはTTと、それぞれ希望のあるハンド持ってて、危険な状況だった。フロップ、アライさんのベットにSB、BB共にコール。

ターンは8で、BBのTTが下ストレート完成。。可哀想。確かBBがドングで打ちはじめて、BTNアライさんがコールして、僕がチェックレイズオールイン。BBがコールしたところでアライさん激悩みながらもフォールド。結果、僕は大きくチップを増やすも、アライさんはなんとか飛ばずに危機を回避。最終的にはこのVIPサテを通過しての今回の19 GFの6位入賞となった訳だ。さすが実力者、こーゆーシチュエーションでちゃんと降りられるの凄いなぁってその時思ったし、今回も下ストレート引いてて、上ストレート警戒で悩んだ末にフォールドしてるのをFTで見ている。リーティング力、決断力、まさにFTファイナリストに相応しいポーカー勇者でした!お疲れ様でした!

【ギアチェンジ】

この辺りで思ってたのは、ブラインドも上がってBBもきつくなってきて、もどかしくて辛い気持ちがありつつも、「この辛さを感じながらポーカーができるのは400人参加者の中で残っている我々だけだ。辛さを感じれるこのシチュエーションはむしろ感謝だ」ということ。ポーカーはドMゲームだしね。

もう1人どこかで飛んで、残り4人。ブレイク中にくまもんノザキさんから「手数が少ない」とのご助言。「みんなガチガチで、本来こんな人数が残ってるようなLevelじゃないし、もっとアグレッション高めないと!」とのアドバイス。そうよなーと思い直し、こっからはなるようになればよいと開き直ることができた。これまではタイトに振る舞い過ぎていて、僕の上手のゆーた君はBTNでもブラインドヘッズでも常にレイズから入ってくる。僕がちょうどよいチップ回収機に見えていたことだろう。このブラインド明けからは微妙なハンドでも付いていくし、なんならPFでのオールインを返すなど、アクションを変えてみた。ゆーた君も3位のUMEさんも戸惑いを示しているようで、続けていくとBTNやブラインドヘッズからコールで入ることもあるし、なんならウォークのケースもちらほら。効果的なギアチェンジで、スチールでスタックも回復傾向。よきよき。ただこーゆー変化をアドバイスじゃなくて、自分で判断できるようにならないといかんよね。

1人飛んで残り3人。スチールを繰り返しつつ500万点位にまで増えてチップリ。ギアチェンジに周りは対応困ってる様子。KTでATを降したりして、かなりギリギリ攻めてた。

KKが来てオープン。ゆーた君がコール。フロップ、JQ5でオールイン。ゆーた君はまさかのQJoでスナップコール。ターン以降捲り目増えつつも、結局ツーペアに負ける。ぐぬぬ。でもこれに負けてもまだチップが200万点位はあったので、致命傷にはならず。チップがたくさんあるって素晴らしいことだね笑

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15分後にKJoでPFAIして、A8oにコールされ、なんとかダブルアップの図。

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再び500万点くらいに増えてチップリ。僕が500万ちょい、2人がそれぞれ250万点くらいの比率で、なんとかどちらかを僕が吸収するシチュエーションを想定していた。片方を削りつつ、次はもう片方を削るみたいな形で焦らせる状況を作っていたが、結果はゆーた君とUMEさんの2人のオールインになり、ゆーた君がUMEさんを吸収して2位確定。理想のシナリオとは違ったなぁという残念感と、でも2位は確定じゃんという安心感が半々だったのを覚えている。この辺、もっと上手くやれば片方吸収の理想型でのヘッズに突入できたかなと悔やまれる。まぁ、自分のコントロールの範囲外要素もあるし、仕方ないですかね。

【ファイナルヘッズ】

いや、まさかここまで来るとは正直思ってなかったよね。ヘッズを意識したのは本当に残り3人になってからで、それまではなんとか飛ばないようにの意識が優先していた。JOPT恒例の入場セレモニーみたいなのとか写真撮影とかあって、しばしの休憩。RDさんも応援に駆けつけてくれてて、嬉しさでジワリとくる。

ファイナルヘッズアップは600万点対580万点でほぼ同スタックでの対決。言い訳効きませんね笑

ヘッズはなかなかハンドが絡まず、その辺をゆーた君に見抜かれてしまい苦しい展開が続く。じわりじわりとチップが減り、相対的にゆーた君の積極性が増してゆく。よくない流れ。

ヘッズは21時15分くらいから再開したのかな?で、ブレイクがこの時間ってことは、既に1時間くらいは戦っていたのだろうか。今となってはぴんとこない。

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最期はこんな感じ。ターンまでは勝ってたけど、リバーで薄いアウツ拾われて終了。ここでそのまま勝ってたら500万対700万に戻せてて、もう一度の挑戦権は得られただろうに悔しかったな。まぁ、僕も散々リバーで捲ってきたし、それはお互い様ということで、結果はすんなりと受け止められました。

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僕は本当にラッキーマンだなと常々思っているが、今回も改めて思った。プライズアップして、2位でもWSOP Mainに出られる額が貰えちゃう時に2位に滑り込むなんてラッキーすぎる。

午前11時から開始して午後9時過ぎに終わるガチトナメを3本連続で走りきったMainイベント。通過した気持ちの昂りなのか、Day-2、Day-3の日は朝6時頃に目が覚めてしまい、2度寝もできず、睡眠不足で走ってました。終わった時は本当にくたくた。ここ数年で一番疲れたGWだった。

あと、嬉しかったのは、後日僕の結果に刺激を受けたよって言ってくれたベテランのプレイヤーが何人かいたこと。おそらく口には出さないけど「あのいずも程度で2位までいけるなら自分もワンチャンあるでしょ」って思って次を狙いにくるプレイヤーもきっといるでしょ。そういったベテラン勢のハートに火がついて、次のJOPTのFTが濃〜いメンツになってくれたら心底嬉しい。ポーカー始めて1年くらいじゃJOPT MainのFTなんて無理だよってくらいの日本のベテランプレイヤー層の厚さを内外に示してやりたい。

想像してみてよ。

FT直前にshopmakerさん、84さん、KINGさん、くまもんさん、RDさん、ひろゆきさん、シゲホさん、モリスンさん、hayato.Kさん、GOちゃん、みさわっち、イサカさん、みぃちゃん、くりあつさん、JOEさん、とみてん、ブライアンさん、gdjさん、カズマくん、だーしゅさん、コスモスさん、アライさん、shoheyさん、yusuke-tさん、コットンさん、sinさん、テンペイさん、higetakuさん、テツさん、ノグテツ辺りがバチバチやってる絵面を。そんな魑魅魍魎の中を、次は僕が優勝するのが最高にカッコ良いリベンジ。これをぜひやりたい。

【世界へ続く道】
プライズは、ポーカープレイヤーとして夢に描いてるWSOP Mainにぶち込むことにする。それ以外の使い道は思いつかない。だから、参戦が今年になるか来年になるか分からないけど、それまでの国内のトナメは、このWSOP Mainを意識してプレイする。アンノウン大歓迎。クレイジーなプレイ大歓迎。それらにアジャストして僕の引き出しを充実化させる為の肥しになってくれ。

最後に、応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました!

運営とディーラーのみんなもありがとうね!!

JOPT最高!!!!!

Day-3のモーメント

【おどろいた】

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後日、Day-1の写真を見ていたら、なんと開始時に横に座っているのは優勝者ゆーた君じゃないですか!え、まったく気づかなかった。。僕の情報収集もこの程度ってことですね苦笑

【Japan Open Poker Tour Breaks Attendance Records】

https://www.pokernews.com/news/2021/05/japan-open-poker-tour-breaks-attendance-records-39200.htm


次回のJOPT Season20 GF は
07.21 – 07.25
東京会場 ポートホール
とのこと。またこの素敵な会場で開催されてプレイヤーとしては本当に嬉しいですね。
https://japanopenpoker.com/gf


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