仕事の合間にぴったりの超豪華ミニライブ、Tiny Desk Concert
在宅勤務の合間。ちょっとYouTubeでも見て息抜きしたい。
そんなとき、僕がよく見るのがTiny Desk Concertだ。アメリカの公共ラジオNPR(National Public Radio)の人気シリーズで、オフィスのデスクの前でミュージシャンたちにライブをしてもらうという企画。何しろオフィスの一角だから、本格的なライブ機材が使えず、ミュージシャンたちの実力がモロに出る。出演者は大御所から若手まで幅広いが、どこか光るものを持つ実力派が選ばれている印象で、どの回を見ても「すげえ」と思う。
そんな中から僕が特に好きな回を、思いつく順に紹介してみる。
Wyclef Jean
1曲目のBorrowed Time、ベース2本 + ドラムという編成が、なんかかっこいい。1曲目ばかり繰り返し聞いているので後半は覚えていない。ちなみにこの曲アルバムだと全然違う感じの曲です。
Chance the Rapper
肩の力は抜けてるけど心が熱いよね。コーラスのパーカーの兄ちゃんがいい味出してる。最後の曲、Stevie Wonderの美しい曲 They Won’t Go When I Go のカバーがしみる。
The Roots & Bilal
人種差別を描いた映画 Detroit の主題歌、「It Ain’t Fair」を熱演。 Bilalの絶叫とBLACK THOUGHTの怒りが心に響く。
Ben Folds
アドリブ入れたり、弾き間違えたり、ゆるーい感じ。ベンちゃん酔っ払ってる?でも最後の「One Angry dwarf〜」かっちょえー。
ちなみにベンちゃんは、ロックダウン中、毎週benfoldsTVでライブ配信やってるので、ベンちゃん好きは要チェック。手元がばっちり映ってるので「Evaporatedの右手はやっぱ人差し指と小指だったんだ」とかマニアックなことが分かる。
Coldplay
なんとColdplayまでTiny Deskに登場!Viva la vida はAppleファンにとって思い入れの深い曲。iPodのシルエットCMに使われて大ヒットし、その後のアップルの製品発表会ではボーカルのChris Martinマーティンが登場してピアノの弾き語りを披露。ジョブズが亡くなった後アップル本社で開かれた追悼コンサートでは、空の上のジョブズに感動的な演奏を捧げた。そんなViva la vidaを、9人のコーラス隊とともに歌い上げる。全体を通してめっちゃ楽しそうに音楽をやってるのがハッピーでいい。
あれ、大御所ばかりになってしまった。
弦を1本だけ張ったギターで迫力満点に歌い上げる Brushy One String もインパクトあったなー。
2017年のTiny Desk Contestで優勝したTank And The Bangasも、楽しそうな雰囲気が最高。
Adeleは、最初雑談してるときは和やかだったのに、歌がはじまった瞬間に空気がビシッと張り詰めたのに鳥肌立った。
日本からはこれまで、コーネリアスとCHAIが登場。すげーかっこいいんだけど、雑談とかしないからか、Tiny Desk特有のゆるさみたいのが無いんだよなー。
Kishi Bashiさんはルーピングを駆使してヴァイオリンと声で美しい音楽世界を作り上げてます。
Booker T. JonesはハモンドB3持ち込んでるんだけど、アリなのか!? 実はうちにもリアルB3あるんだけど、このくらい弾きこなせないと宝の持ちぐされ。
オルガンつながりでCory Henryも。10分すぎからはじまる2曲目のソロかっこよすぎ。
とか書いてるとどんどん見ちゃっていつまでたっても書き終わらない。
Tiny Desk関係ないけどこれかっこいいよね。
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