ボトムズのこと

 装甲騎兵ボトムズというアニメ作品が大好きだ。
 ただまあ、その古いロボットアニメ(というよりSFアニメと思ってるんだけど)の魅力について、ここであれこれ話すつもりはない。

 とにかくボトムズってのは中高生の頃にハマッて、今でもまだハマリ続けている作品だ。
 ガンダムは山ほど作られてファンが増え続けている。だけど、それらは(あんまり詳しくないから大ざっぱなくくりかたをしちゃうけど)、平成の仮面ライダーシリーズのようなもので、一人の主人公や同じ設定世界のまま作り続けられているわけではない。
 でも、ボトムズは違う。最初に見た、あの装甲騎兵ボトムズの続きを、つい最近まで見られたのだ。本編より何年も前の話だったり、本編の合間の話だったり、とうとう、何十年後かの話も作られたりした(主人公とヒロインは冷凍カプセルで眠りについていたのでそのまま、脇役たちは歳を取ったが健在)。
 もちろん、そうやって続いていくので、本編のファンの間では続編についての意見は色々とある。私だって、続編でのヒロインのフィアナの展開や、続編の続編でのテイタニアの悲しい展開なんかは、やるせないものがある。でも好きなんだなあ。終わらないで続いているんだもの。
 こういうのって他になかなかないと思う。いやまあ、「終われなくて終わらない」ってタイプの作品はあるけど。
 そうでない場合、すごい傑作で語り継がれているから、昔の作品が若い人の間でも話題になっている作品や、仕切り直されてリメイクされた作品がほとんどだろう。

 だから、まだまだ続く気がしていたのだ。

 こんなこと(日記の真ん中あたり)があったりしたからなおさらだ。

 監督と脚本とメカニックデザインとキャラクターデザインと、すごい方たちがそろって、もう一作……と。

 嗚呼、なんてことだ……。 


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