狭間のゲーム批評 2作目 『Metro: Last Light』


新連載:狭間のゲーム批評

 今回ゲームゼミで新たに連載する企画「狭間のゲーム批評」では、レトロゲームとも最新ゲームとも言えず、「我々のゲーム史観」から零れ落ちかけているゲームを改めて批評し、その作品の魅力、そしてゲームシーンに及ぼした影響を考察します。


『Metro: Last Light』「原作」から独立して見出す、子への愛と贖罪

 ※本稿はネタバレを含みます

 『Metro: Exodus』の批評の前に、改めて『Metro』シリーズ10年間の歴史を振り返る本企画。

 前回で、筆者は『Metro: 2033』に対して「よくて70点」と評価した。確かに面白いゲームではある。しかしながら原作となる小説、オリジナルとしてのゲーム、二兎を追った結果中途半端なものになってしまった。原作において最も重要なアルチョム最後の決断が、あまりにも唐突に訪れてしまうのだと。

 だが開発の4A Gamesも決してこの処女作には満足していなかったのだろう。この「二兎問題」を解決するため、彼らはこの続編『Metro: Last Light』を作る時にある大きな決断をした。それは……


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