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287 勝手に電力2.0(九州目線の電動化)

ども。エネルギー妄想ジンです!

以前から、九州だけ一次元先を行っている話をしてましたが、そろそろそれが顕在化してきましたね!、、

長期連休 0.01円

休日 0.01円

平日 0.01円

という3フェーズあると思いますが、本格的に

平日昼間も春、秋は0.01円になる時代が見えてきた!

https://kankyo-ichiba.jp/kyusyu

もちろんその前日は

という感じです。

正直、ネガティヴプライスが制度上オッケーだったらネガティヴプライスも出そうですね。

これが何を意味するか?

ヒントをお見せしましょう!

http://www.kyuden.co.jp/agreement_rate_gyomukijia-1_h26_5_smt.html

http://www.kyuden.co.jp/agreement_rate_gyomua-1_h26_5_smt.html

http://www.kyuden.co.jp/wheeling_liberal_servise-charge_smt.html

電力ビジネスのコスト構造は

①発電コスト

②託送コスト

③管理コスト

に大きく分けられますが、今後九州では、

①の発電コストが0.01円になる時間帯が現れる!

ということを示してます。厳密性は抜きにしますが。託送料が2.65円だとしましょう。

となると、

九州電力の時間帯別メニューなら

その他季昼間 21.33円

だとして、発電コスト0.01円、託送コスト2.65円だと、

18.67円

で管理コストを賄えばいい感じですね。一瞬ではありますが、

粗利率88%の商材

ってヤバくないですか?

夏冬の夕方だと赤字なんだけど、春秋の昼間に売れば88%の粗利率商材

なんて聞いたら

同じ電気なら、その時間に売りたい!

となりませんか?

しかも、これがうまくいけば、おそらく再エネの出力抑制も減らせて、再エネを最大限利用することにもつながります。

時間帯別以外のメニューでも17.15円

なのでほぼ同様のことが言えますね。

動力、熱など何をどうしたらこのあたりがうまくできるか、是非頭の体操をしてみてもよいのではないでしょうか?

ちなみにベースロード電源市場は

西エリアは8.47円なので、0.01円はどれだけ安いかはよく分かると思います!

http://www.jepx.org/market/pdf/BL2020.pdf?timestamp=1572869798131




電力関連を中心にほぼ毎日気づきを書いてます!少しでもお時間があれば立ち寄ってご一読いただけると嬉しいです!