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293 勝手に電力2.0(持続可能な電力システム構築小委第1回)

ども。エネルギー妄想ジンです!

正直、全体像は追えてないので、どなたかがまとめてくれるのを期待しつつ、自分は好き放題書きます!

いろんな話題はありますが、なんといっても

災害に強い分散グリッド

の点は踏み込みしたね。

託送料金改革は書いてなかったような、、次回詳しく書くのかな?

送配電網の強靭化、コスト効率化するには、

まずは、送配電にとってベストなネットワークを構想

できることが大前提で、そこにどうインセンティブをつけていくか?

受け身ではなく、主体的にあるべきネットワークになるよう仕向けていくみたいな、、

昼夜間託送料

発電側課金

も意志の現れかなあと個人的に思ってます。

昼夜間託送料であれば、夜間電力を増やすような需要コントロールにインセンティブが湧きますし、発電側課金ができると出来るだけ設備利用率を上げたくなりますしね。

ここからが、

災害に強い分散グリッド

の話。おそらく再エネ、蓄電池、コジェネ 、電動車がキーになるのは誰もが知っていて、

どこに何をどのくらい置いて、どう運用したら、レジリエンスが高くコストミニマムか?

という最適化計算の世界かと。

ただここで、災害といっても

どこが切れたときを想定するか?

で対応が全然違ってきますね。

郊外の末端の配電網は生き残れたが、主要グリッドとの中継が切れてしまった場合と、配電網の中のグリッドは切れたが主要グリッドとの中継は生き残ってる場合で対応が違ってくるでしょう!

まあ、

少なくとも主要グリッドと切り離されても独立系統で生き残ることは最低限必要

ですね。

設備の更新って計画的に進めてるんですよね?

これって、結局受け身じゃなくて、主体的にネットワーク計画を作って仕向けろってことですよね?

託送料の改革って、小売事業者や発電事業者に請求するほうじゃなくて、投資の方針のほうですね。

これって託送料金改革って言うのはミスリードさせる気がする、、

正直、自営線を引くのはデベロッパー主体のスマートシティくらいでは?

正直既存にある町、とくに人口減などが課題の町で、

送配電事業者が配電網を管理したくないエリア

の切り離しの意図があるのではないでしょうか?

実は通信でも、NTTが

有線の固定電話によるユニバーサルサービスに限界を感じはじめて

いるのは、ユニバーサルサービスにモバイル網を利用しようとしていることから分かる。

正直、インフラ、土木設備は今でも共用している部分も多いはずなので、このあたりの連携が欠かせないのでは?

あと、

誰が配電網の保守管理をやるか?

は大きな課題かと。これを送配電事業者に委託したら実態は変わらなくなってしまう。

ここは

水道などの自治体?

LPガス事業者?

通信事業者?

やはり電力事業者?

などあるが、やはり親和性でいえば、通信建設会社や電気工事会社が有力だと思う。

ただ、変圧器や遮断機などの各機器のイノベーション

がどうしても必要だと思う。正直、まだまだ大きさ、重さが尋常でない!

これは通信の世界が勉強になるはず。

銅線のときは、とても人間の手で持てないので、何をするにも機会が必要で、正直何倍もの工事コストがかかる、、

ただこれが光ファイバーに変わって、ものはデリケートだが、重さも太さも激変して、人が扱える範囲が広がった!

電力でも光ファイバー級のイノベーションが是非ほしいところですね!

まあ折角補助金もあるので、オペレーティションだけでなく、部材開発もお願いしたい!

最後は、災害時にアグリゲーターを利用していこうという話だが、

アグリゲートするには

通信があることが大前提

になります。

このあたりは理解してやっていく必要があるので、

電話局やき線点などの、通信耐性も強いところを中心にいろんな基盤を作っていくんでしょうね。


電力関連を中心にほぼ毎日気づきを書いてます!少しでもお時間があれば立ち寄ってご一読いただけると嬉しいです!