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対面かオンライン、どっちにしよう?

私は今年の春から1年生の「組織論入門」の授業アシスタントを行っていた。ハイフレックス形式(全14回のうち対面7回)で授業を展開していたのだが、対面の日に教室に来た学生は、全受講者のうち5%程が平均であった。私は3割ほどの学生は教室に来るのではないか?と期待していたが、想像より少なく、単純に授業の意欲が低いのかなと思ってしまった。だが最終回の授業アンケートの回答をみると、「選択肢(対面orオンライン)が与えられているため、自分に合ったより良い環境で受講できた」といった回答が多かった。意欲が低いわけではなく、自分で判断をしてより集中できる授業環境を選択しているようだった。ハイフレックス形式にすることは、対面かオンラインで受けるかを考える選択肢を受講者に与えて、自分で環境を整えるという学びの一部を作り出していることに気づいた。


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