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横山玲奈ちゃんを推し続ける。

私は、モーニング娘。の横山玲奈ちゃん推しだ。
そして、これからも玲奈ちゃんを推し続ける。

先日、大阪にて行われたHello! Project 2021 秋「続・花鳥風月」チーム花のコンサートに行った時にその思いは一層強くなった。

私は、モーニング娘。加入当初から玲奈ちゃんを推していた訳ではない。
というか正直に申せば、横山玲奈ちゃんを1人のメンバーとして顔や名前、キャラクターを全て一致して認識し出したのは玲奈ちゃんの加入から2年以上経ってからである。
当時の私もハロプロは好きだったが、Juice=Juiceやアンジュルムといった辺りに比重を置いていて、モーニング娘。は新曲をチェックする程度だった。加えて、カントリー・ガールズからの流れで森戸知沙希ちゃんが気になっていた為、背丈と髪色(当時)と可愛らしいルックスが似ている玲奈ちゃんをきちんと認識できてなかったのだと思う。
そんなこんなで2019年の秋、座間で行われたモーニング娘。のコンサート。これが私にとって初めて行ったモーニング娘。単独のコンサートだった。
手に持ったペンライトの色はゴールドイエローではなくホワイト。
そこでのMCで「15期の教育係になりました!」という話を聞いたことが私にとって初めて横山玲奈というメンバーを認識したきっかけかもしれない。
その後意図してなのか、当時新曲の『LOVEペディア』『人間関係No way way』での玲奈ちゃんの歌割、GYAO!で配信された『ハロプロ ONE×ONE』での過去ツアーを振り返るコーナーで感極まる玲奈ちゃん、過去のDVDマガジンでの舞台裏映像の玲奈ちゃん、その辺を見聞きした。アイドルはもちろん、人間としての横山玲奈の魅力に引き込まれていった。
玲奈ちゃんの笑顔やキャラクターに何度も元気を貰った。
そして、気が付くと横山玲奈推しになっていた。
生写真やフィギュアスタンドキーホルダー(FSK)、ピンナップポスター(ピンポス)といったグッズを買い漁り、狭く汚い会社の寮の自室に飾る。大体同じ内容のバースデーイベントを1日2公演両方行く。Instagramやブログの投稿には欠かさずコメント。玲奈ちゃんが出ているコンサートに行く時に手に持つペンライトの色はもちろんゴールドイエロー。12色だか16色だかのバリエーションがあるキングブレードの汎用的なペンライトだとイエローとオレンジはあってもその中間色のゴールドイエローはない。それが気がかりで、最近ではちゃんとゴールドイエローを点灯できるモーニング娘。公式のペンライトを購入した。
そんな感じの熱量で玲奈ちゃんを推すようになった。
中学時代のAKB48に始まり、SKE48、そして現在のハロプロと今までも特定のアイドル個人を推すことはあってもここまで熱量を持ったのは初めてだ。

そんな玲奈ちゃん激推しの私が先日行ったハロコンチーム花公演。そこでもいつも通りゴールドイエローのペンライトを手に持つ。そして、玲奈ちゃんがステージ上に居る時は8割方玲奈ちゃんのパフォーマンスを観る。いつも通り玲奈ちゃんはキラキラしていた。時折見せる笑顔も素敵で、些細なことであれこれ悩んでいる私の心は多幸感で満たされた。

その一方で気になることもあった。
私はこの公演を1階席後方から観ていた。公演中ふと周囲のファンを見渡す。ピンク、ブルー、ライトブルー、パープルといった系統の色を灯したペンライトが多かった。ゴールドイエローをはじめとするイエロー、オレンジ系統のそれは、下手すると野鳥の会の力を得なくてもその数を数えられるような程度だった。尤も、2階席の様子がどうだったのかは分からないが。
今回のチーム花のメンバー構成的にピンク系統やブルー系統のメンバーカラーをしたメンバーが多い。というかイエロー系統は玲奈ちゃんだけでは。
メンバー構成的に仕方なかったのかもしれないが、何とも言えない気持ちにはなった。行ったのは2公演連続日の2公演で疲れもあったのだろうが、ステージ上の玲奈ちゃんの表情もいつもより冴えないようにも見えた。
ステージから観客はよく見えると言う。そしてアイドルも1人の人間だ。私のような普通の人間と同様に承認欲求なども本能としてあるだろう。
この観客席の光景を見て玲奈ちゃんがどう感じたのかは分からない。もしも、ネガティブな感情を抱いていたのなら玲奈ちゃんのファンとしてはとても悔しい。

これは私の勝手な想像になるが、玲奈ちゃんは人前ではとても明るく振舞っている一方で、心の中で多かれ少なかれ無理をしているように感じる。それによるモヤモヤを日常的にコンスタントに誰かに相談できていれば良いのだが、明るいキャラクターもあってか自分1人で抱え込んでいるように見えてしまう。それでも悩みを抱えない性格なら問題ないだろうが、自身の歌割の数を気にしている過去の発言や、先述の『ハロプロ ONE×ONE』での感極まった様子。それらを見ると人並みに悩みを抱えていると感じる。
だからこそ、玲奈ちゃんを応援し続けよう、推し続けようと強く感じた。
本当であれば個別のお話し会イベントに足を運んで玲奈ちゃん本人に言葉で、たくさんの元気を貰っている玲奈ちゃんへの感謝と、今後も推し続ける思いを伝えるのがベストなのかもしれない。が、私は吃りがちで喋るのが下手だし、おしゃれで素敵な玲奈ちゃんを前に平常心できちんと喋れる自信がない。だから、握手会とか含めてこういうイベントは避け続けている。しかし、そんな言い訳も捨てて、口下手でも玲奈ちゃんに伝えないといけないのかもしれない。
ともあれ、私はただのしがない横山玲奈推しのオタクである。私1人でできることなんて、現場でゴールドイエローのペンライトを一生懸命振ること、雀の涙程度の手持ちで玲奈ちゃんのグッズを購入すること、ブログやSNSの投稿にコメントすること、自身のSNSで「玲奈ちゃん可愛い!」と発信することぐらいしかないだろうし、残念ながらインフルエンサー的な影響力もない。こんな力不足の私であるが、今後も私ができる全力で横山玲奈ちゃんを推し続ける。玲奈ちゃんも気付いたら20歳でアイドルとして決して若いとは言い切れない。推しは推せる時に推せ。
何より、私にとって横山玲奈ちゃんは唯一無二の存在だ。

"君の代わりは居やしない"

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