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友が逝った

5月の連絡からプッツリと音信が不通になっていた友人からのメールが届いた。

こちらからのメールに対しての返事が、少し変で、同じメールが何度も来たり、何を言っているのか趣旨がわからないメールが来たりするので、少し様子を見ていたのだ。

今回のメールはしっかりしている。
奥さんからだった。友人が亡くなった旨の通知だった。

癌で、苦しまずに逝きました。とのご報告だった。

あまりに突然のことで、呆然としている。

よく仲間四人で旅行に行った。信州に行った帰りにネズミ取りに引っかかり1ヶ月の免停になった。

青森に行った時は 、後方のトンネルが火災で通行止めになり、帰りは飛行機にした。

八幡平に行った時は、運転手がヘアピンカーブを早くハンドルを切ったので路外に飛び出してしまった。
運が良いことに、大きな松の木が倒木のように倒れ気味に生えていたので、その幹に乗り上げ、反動で反対側の道路に戻ることができた。

あの松の木がなければ、300メートルほど下の谷底に落ちて、四人ともあちらの世界に行ってしまっていたと思う。

そういうことが、頭の中にくるくると思い出されてくる。

急に寒くなった1日を寂しく過ごしている。

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