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木のスプーン

道の駅 南アルプス村長谷に行った時に、アイスクリームの美味しさよりも提供された木のスプーンに感動した。

過去、何十年と、アイスクリームに添付してくるスプーンは薄い木をスプーン状に切り抜いた平らな形状をした使い捨てのものだった。

ここ数年は、アルミニウムでできた、アイスクリームが適度に体温で溶けて食べやすくなるスプーンが出てきたが、アイスクリームスタンドで、使い捨てとして提供できるものではない。

今回、提供された木のスプーンは通常のスプーンと同様な丸い膨らみがある。
アイスクリームを掬っても、こぼれない。

とても使い心地の良いものだった。

削り出しで作ると、工賃と材料費が高価になるので、このスプーンは多分湿度を持たせての型押しだと思うが、顧客の気持ちを考えた素晴らしい商品だと思う。




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